【読んで発見「RTJ2026」vol.2】物流向け提案の最前線
一時保管も梱包も自動化
テクノ21グループ( 愛知県岡崎市、上村照樹社長)は小物から大物までの部品を一時保管する自動倉庫シリーズ「自動ラックS/M/L」を提案する。ラック内で搬送装置が稼働し、部品が入ったパレットや箱を自動でピッキングする。いずれも保管している部品数をリアルタイムで管理し、CSVデータで出力できる。
AMRでラックごと搬送できる「配膳ラック」やロボットアーム「Type(タイプ)10」、コンベヤーなどを柔軟に組み合わせられるため、さまざまな製造現場のニーズに合わせた自動倉庫システムを構築可能だ。
出荷前の最終工程である荷積み(パレタイズ)や梱包の自動化を提案する企業も目立つ。
スターテクノ(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は昨年発売した「段ボール箱自動組立ロボットシステム」を展示する。垂直多関節ロボットが段ボール箱を自動で組み立て、箱の底面にテープを貼り、コンベヤーに載せて次工程に搬送する。
この他にも自社やグループ企業のさまざまな技術を組み合わせ、段ボールの組み立てから部品の組み付け、箱詰め、段ボールの封を閉じる封緘(かん)、パレタイズまでを一貫して自動化ラインとして紹介する。
また、安全柵が必要な従来型の産業用ロボットだけでなく、人と同じ空間で作業できる協働ロボットをマテハンシステムとして訴求する企業もある。
輸入商社の進和(東京都北区、清水貴之社長)は、中国の上海市に本社を置くJAKA(ジャカ)ロボティクスが製造する可搬質量35kgの協働ロボット「JAKA Zu35」を初公開する予定だ。繰り返し精度は0.05mmで防水・防じん保護(IP)等級の「IP65」に相当する。重量物の搬送や加工、パレタイズ、精密な溶接など幅広い用途で力を発揮する。
この他、RTJ2026の主催セミナーにはマテハンシステム大手のダイフクが登場する。自動倉庫や産業用ロボット、各種搬送ロボットを連携した「完全自動化ソリューション」の提供を目指す同社に、その現在地や課題を聞ける貴重なチャンスとなる。
マテハン機器は市場のさまざまなニーズを受けて着実に進化を遂げている。RTJ2026の会場には搬送から出荷まで一連の工程をカバーする自動化提案がそろうため、ぜひ会場で最新のマテハンシステムを体感してほしい。
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