
ロボットを事業の柱に、アプリケーション提案で国内市場深耕【前編】/セイコーエプソン内藤恵二郎執行役員
セイコーエプソンは、スカラロボットで世界トップシェアを誇るロボットメーカーだ。プリンター事業などと比べると売り上げ規模は小さいが、中期経営計画では「ロボティクス事業を主柱事業に成長させる」と掲げ、生産・販売体制を強化する。新型コロナウイルス禍にあってもロボティクス事業は好調で、売上高は2020年度第2四半期(7~9月)、第3四半期(10~12月)と連続で前年同期比増を達成した。昨年の4月にロボティクスソリューションズ事業部長に就任した内藤恵二郎執行役員に、直近の取り組みを聞いた。