生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

SIerを訪ねて

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[SIerを訪ねてvol.44]画像解析ソフトや自動化パッケージで人手不足を解決/グローバルコネクト

グローバルコネクト(神奈川県厚木市、高木宏昌社長)は、幅広い分野で自動化システムを手掛けるシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。画像解析ソフトウエアを自社開発しており、ロボットで部品を組み立てながら取り付け位置などを検査できるシステムを構築した。パッケージ化した溶接や研磨の自動化システムも販売しており、現場の自動化を支援して人手不足の解決に貢献する。

[SIerを訪ねてvol.43]四国をロボットが活躍する地に/港産業

港産業(徳島市川内町、港正祥社長)は、技術商社とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の2つの顔を持つ。四国一帯を商圏とし、医薬品や製紙、自動車部品産業など四国で盛んな業種に合わせた自動化システムを提案するのが特徴だ。オートメーションカンパニーDX推進部ロボット課の金田雅哉課長は「『人口あたりで一番ロボットが使われているのは四国だよね』と全国から評価されるように、四国の他のSIerとも協力して自動化を推進したい」と意気込む。

[SIerを訪ねてvol.42]周辺機器の開発力を生かして/高井精器

高井精器(神奈川県藤沢市、高井研吾社長)は部品の供給装置など周辺機器の開発技術と、自社工場で培ったロボットシステムの構築力を生かして、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業にも力を入れる。長年ベアリング部品を製造しながら、社内で周辺機器の開発やロボットシステムの導入などに取り組んできた。高井社長は「目視検査は作業者の負担も大きく、自動化が必須。他社とも協力しながら、外観検査システムの開発に取り組んでいる」と語る。

[SIerを訪ねてvol.41]ロボット活用の近道を作る/iCOM技研

今回紹介するiCOM技研(アイコム技研、兵庫県小野市、山口知彦社長)は、ユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットを使った自動化システムの構築に強みを持つ。これまでの自動化のノウハウを基に、自動化システムのパッケージ化にも取り組む。2022年からは人工知能(AI)とビジョンセンサーを使ったティーチング(教示)レスシステムの研究開発を始めた。来年には研究開発施設として、「AI Robotics Labs(AIロボティクスラボス)」をオープンし、ティーチングレスシステムの研究に加えて、人材育成用教材パッケージの試作にも力を入れる。

[SIerを訪ねてvol.40]自動化が難しい案件の受け皿になる/ピーエムティー

ピーエムティー(福岡県須恵町、京谷忠幸社長)は、2018年にロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に参入した。ロボットシステムグループCSチームの光安慶悟リーダーは「当社は後発のSIer企業のため、独自色を出さないと生き残れない。他のSIerが断るような難易度の高い案件の受け皿の立場になることで、顧客からの信頼を得られて技術力の高さもアピールできる」と語る。過酷な環境である冷凍庫内で稼働できる自律搬送ロボット(AMR)を使った自動化システムの提案など、独自の強みで生存競争に挑む。

[SIerを訪ねてvol.38]地元販売代理店とコラボで導入拡大/エヌテック

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。38回目の今回は、プレス加工をはじめとした金属加工向けを中心にロボットシステムを提案するエヌテック(徳島県鳴門市、大曲隆志社長)を紹介する。近年は地元の産業用ロボット販売代理店と手を組み、デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボットを使った自動化システムを開発するようになった。技術力を評価され、昨年1月にはURの「認定SIer」となった。他にも、金属加工向け以外のジャンルでの受注件数が増加するなど、活躍の幅を広げる。

[SIerを訪ねてvol.37] マーキングの自動化に強み/山田マシンツール

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、刻印機メーカーと工具商社の2つの顔を持つ山田マシンツール(東京都台東区、山田雅英社長)を取材した。同社は新たに国内でSIer事業を本格化する方針だ。先んじてタイの現地法人で自動化システムの実績があり、国内でも展開していく。「ファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)事業」の強化について山田社長は「わが社の強みであるマーキングを中心に、その付帯作業も含めた自動化を提案する」と話す。

[SIerを訪ねてvol.36]協働ロボットを使い倒せ! ユーザーと共に作るシステム/日晃オートメ

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は自動車業界向けの自動機や専用装置の設計、製作などを得意とする日晃オートメ(岐阜県各務原市、沖原由洋社長)を取材した。協働ロボットシステムの提案に注力しており、昨年には協働ロボットを“使い倒す”ことをコンセプトに据えた「スマートセットアップロボット」を発表。協働ロボットの汎用性や拡張性の高さを生かしてさまざまな場所に適用することで、投資対効果の高いシステムをエンドユーザーと共に構築したい考えだ。

[SIerを訪ねてvol.35]ワークストッカーの設計で、工作機械向けのビジネスを強化/ミルデザイン

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」も35回目を迎えた。今回は、ファクトリーオートメーション(FA、工場の自動化)関連の専用装置やロボットシステムの設計、製作を手掛けるミルデザイン(長野県茅野市、竹井豪社長)を取材した。従業員数が7人と小規模ながら、設計から立ち上げまで一貫して対応できるのが特徴だ。最近は工作機械用のワークストッカーの設計など、工作機械業界向けのビジネスを強化している。

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