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三菱電機、同社初の協働ロボットを発売

三菱電機は5月21日、同社で初めてとなる協働ロボット「MELFA ASSISTA(メルファ・アシスタ)」を発売した。6軸の多関節型ロボットで、最大可搬質量は5kg。自動車、電気電子部品、食品、医薬品、衛生用品業界向けに販売された。メルファ・アシスタは、ロボットアームに搭載した専用操作ボタンで、ロボットに動作を記憶させる教示作業が可能。入力操作に使うティーチングボックスが不要となる。また、稼働状況を表示するLEDライトをロボットアームに搭載することで、近くにいる作業者がロボットの状態を一目で把握できる。併せて、ロボットの立ち上げを容易にするプログラム作成ツール「RT VisualBox(ビジュアルボックス)」も発売した。ブロック図を活用した直感的な操作でロボットシステムのプログラムを作成できる。さらに、ロボットハンドやカメラなどの周辺機器との接続設定も容易にした。

[SIerを訪ねてvol.14]ロボの力を常に100%にする会社【後編】/松栄テクノサービス

愛知県に本社を構える松栄テクノサービス(愛知県長久手市、加藤正己社長)は、ロボットのメンテナンス事業に強みを持つ。他にもロボット関連の事業を抱え、これからは現場に適したロボットシステムを提案する「エンジニアリング事業」や協働ロボットの導入をサポートする「企画開発事業」などにも力を入れる考えだ。また、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)のメンバーと協力して、中小企業がロボットを導入しやすくするための取り組みも進める。

国内外で減収減益も、長期目線で成長に注力/ニッタ

ニッタは5月15日、大阪市浪速区の本社で2020年3月期決算を発表した。連結売上高は前年同期比6.0%減の839億円、営業利益は同37.7%減の35億円、経常利益は同34.3%減の75億円と減収減益だった。コンベヤー用のベルトなど物流業界向けは堅調に推移したが、半導体製造装置や工作機械向けが低調だった。国内、欧米、アジアともに減収となったが、新型コロナウイルスの影響は小さかったという。21年3月期の連結業績予想は見通しが難しく未定とした。

[SIerを訪ねてvol.14]ロボの力を常に100%にする会社【前編】/松栄テクノサービス

今回紹介するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)は、愛知県に本社を構える松栄テクノサービス(愛知県長久手市、加藤正己社長)。メンテナンス事業に強みを持ち、ロボットの動作変更や、年に1度や数年に1度の忘れがちな作業であるバッテリーや潤滑油(グリス)の交換などを請け負う。トラブルなどで生産ラインが止まることのないようにサポートし「ロボットの力を100%発揮できるようにして、生産性を高めるお手伝いをする会社」と豊重広泰常務は分析する。

新会長に安川電機、小笠原浩社長が就任/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会は5月20日、通常総会で安川電機の小笠原浩社長(=写真、昨年11月に撮影)を新会長に選出した。副会長はファナック稲葉善治会長、パナソニックスマートファクトリーソリューションズ青田広幸会長兼最高経営責任者(CEO)、スター精機塩谷国明社長、三明機工久保田和雄社長の4人。同工業会の内部組織であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会は、会長の久保田和雄三明機工社長、副会長の渡辺亙バイナス社長とも再任となった。

オープン化時代に使いやすい汎用コントローラーを【後編】/KEBA Japan村上正和社長インタビュー

オーストリアのロボットコントローラーメーカーのKEBA(ケバ)は、日本を重要な市場に位置付ける。世界の産業用ロボット市場で日本メーカーの生産台数が過半数を占めるため、ロボットを制御するためのコントローラーメーカーから見たら、日本は巨大な市場だ。日本法人、KEBA Japan(東京都江東区)の村上正和社長は「近年、日本メーカーの開発志向が変わり、追い風になってきた」と明るい将来を描く。

オープン化時代に使いやすい汎用コントローラーを【前編】/KEBA Japan村上正和社長インタビュー

オーストリアの産業機械向けコントローラーメーカーのKEBA(ケバ)。製品の大半が相手先ブランド生産(OEM)で、特徴は汎用性の高さだ。ロボットの基本となる動作を、テンプレート(ひな型)の選択だけで構築できる。日本法人、KEBA Japan(東京都江東区)の村上正和社長は「ロボットの動き方は、垂直多関節や水平多関節といったタイプ別で見ると、基本はほぼ同じ。ならば、基本動作を搭載済のコントローラーを使えば、自社の付加価値の創出に注力できる」と提案する。

ソフトの機能を強化し、使いやすさを向上/ABB

スイスの大手産業用ロボットメーカーのABBは、ロボットのソフトウエアの機能強化に力を入れている。ここ数カ月で、ロボットの使いやすさを向上する新機能や新製品を相次いで市場投入した。また、新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大する中、ABBは顧客支援の一環で、主要なソフトやサービスを2020年末まで無料で提供している。

SIerに必要な技能をトータルで教育/バイナス

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の事業に加え、教育機関向けにロボットなどの実習装置も製造、販売するバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)。2018年に教育センターを開設し、既存のSIerやSIerになりたい企業を対象に、SIerに必要な技能をトータルで、そして実践的に教育するサービスを始めた。下間篤取締役営業部長は「実践に近い環境で教育サービスを提供できる施設は珍しい」と説明する。

[気鋭のロボット研究者vol.12]鍵は力覚センサー! ロボットでドアを開閉【後編】/静岡大学 小林祐一准教授

産業用ロボットをさまざまな場面で使うには、単にプログラミングされた動作を正確にこなすことだけではなく、環境の変化に柔軟に対応する適応性も求められる。小林祐一准教授は、センシング技術や制御技術を生かしてロボットの適応性を高める研究に取り組む。後編では、力覚センサーから得られる測定データを基に、ドアの形状や構造をロボットに推定させ、最適な開閉の動作をさせる研究を紹介する。

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