
[気鋭のロボット研究者vol.34]人の動作をロボットで再現する【後編】/神戸大学 元井直樹 准教授
神戸大学の元井直樹准教授は人間の動作をデータとして収集するだけでなく、そのデータを使ってロボットに動作を再現させる研究にも取り組む。それに加えて、収集した動作データなどを人工知能(AI)に機械学習させて、新たな動作を創出する研究にも挑戦する。これが実現すれば、人が動作を教えることなくロボットが自律的に動けるようになる。
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神戸大学の元井直樹准教授は人間の動作をデータとして収集するだけでなく、そのデータを使ってロボットに動作を再現させる研究にも取り組む。それに加えて、収集した動作データなどを人工知能(AI)に機械学習させて、新たな動作を創出する研究にも挑戦する。これが実現すれば、人が動作を教えることなくロボットが自律的に動けるようになる。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。「ロボット導入ステップ」の4回目となる今回は、ロボット導入の手順を紹介する。導入手順を4つのフェーズに分解し、それぞれ解説していく。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とモノづくり日本会議は3月17日、「NEDOロボット関連事業合同シンポジウム」を都内で共同開催した。NEDOのAI・ロボット部やNEDOから委託を受けて技術開発した企業・団体が、NEDOのロボット関連の事業成果をセミナーやポスターで発表した。
中国に本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス、日本法人=埼玉県三芳町、鈴江俊雄社長)は3月18日、ロボット自動倉庫「HaiPick Climb(ハイピッククライム)システム」を開発したと発表した。
大気社はビル空調と産業用空調、塗装システムを主な事業領域としており、自動車の塗装工場のエンジニアリング企業としては国内トップシェアを誇る。自動車の塗装工程ではロボットや周辺機器が多数稼動する上に、塗装の品質を高く仕上げるためには膨大なパラメーターを管理しなければならない。70年以上も自動塗装を手掛けてきた同社は今後、その経験を生かして塗装以外の領域の自動化も狙う。
機械工具商社の安藤は今年1月、中国・蘇州のロボットメーカーFair Innovation (suzhou) Robot System(フェア・イノベーション・ロボット・システム)の協働ロボット「FAIRINO(ファイリノ)」の国内販売を開始した。同製品の最大の特徴は価格の安さ。最も安いモデルの本体価格は60万円強と、これまでコスト面で自動化に踏み切れなかった中小企業でも導入しやすい価格だ。安藤は実機を持ち込んでの訪問営業や展示会への出展を通じ、同製品の認知度向上を目指す。
CoLab(コラボ、川崎市中原区、川畑晋治社長)は3月14日、Coral Capital(コーラル・キャピタル)を引き受け先とした第三者割当増資で3億円の資金調達を実施したと発表した。
台湾のテックマンロボットは3月14日、台湾最大の造船メーカーの台湾国際造船(CSBC)と自動溶接システムを手がける米国AMETとの3社でパートナーシップの基本合意書を交わしたと発表した。
中国・深センに本社を置く自律走行型搬送ロボット(AMR)メーカーのYouibot Robotics(ユーアイボットロボティクス)は2月27日、代理店などを招き、日本法人事務所の開所式を開催した。
国際ロボット連盟(IFR、伊藤孝幸会長〈ファナック技監〉)は3月4日、ロボット業界で活躍する女性を称える「Women in Robotics 2025」の受賞者10名を発表した。