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SIerも多数出展、金沢の展示会に3万5000人超/MEX金沢2023

「MEX金沢2023(第59回機械工業見本市金沢)」が5月18日~20日の3日間、金沢市で開催された。会期3日間で延べ3万5000人以上が来場した。会場では、北陸地域の企業の自動化ニーズに応えるソリューションが数多く展示された。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)、ロボットシステム関連のイベントも併催され、北陸地域や中部地域のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も多数出展した。

AIロボティクスベンチャー、1億円の資金調達/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は5月10日、1億円の資金調達を完了したと発表した。クローサーは2021年11月に創業し、食品製造現場など向けの自動化システム「PickPacker(ピックパッカー)」を開発している。今年の1月にインスタントみそ汁の生産ラインにピックパッカーの導入が決まるなど、注目を集める。

初のAIイベントで、検査や搬送の自動化を提案/武蔵精密工業

自動車部品メーカーの武蔵精密工業は4月25日、愛知県豊橋市の本社で人工知能(AI)関連イベントを初開催した。イスラエルのAIベンチャーのSIX AIとの合弁会社であるMusashi AI(愛知県豊橋市、村田宗太最高経営責任者<CEO>)と同じく合弁会社の634 AIが主体となり、AI外観検査装置や自律走行型搬送ロボット(AMR)、集中管理システムを紹介。従来は人手に頼っていた検査や搬送の工程の自動化を提案した。

経産省のスタートアップ支援プログラムに採択/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は4月6日、経済産業省が実施するスタートアップ企業の支援プログラム「J-Startup(スタートアップ)」に採択された。同プログラムは国内の約1万社のスタートアップ企業から「J-Startup企業」を選出するもの。J-Startup企業は国内外の展示会への出展や、事業の広報活動などで支援を受けられる。また補助金など支援制度の審査時に有利になる。

食品工場の自動化を後押し/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は食品の生産ラインで調味料袋などをコンベヤー上に投入する自動化システムを提案する。人と同じくらいの作業スペースで包装された製品のピック&プレースなどを自動化できる。創業から2年目だが、インスタントみそ汁の生産ラインへの本導入が決まった。

[ショールーム探訪vol.11]上野の繁華街で、協働ロボを教わる/「SSI株式会社×TM-ROBOTショールーム&ラボ」

台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの国内代理店を務めるSSI(浜松市中区、小笠原誠社長)は昨年11月、東京都台東区に「SSI株式会社×TM-ROBOT(ロボット)ショールーム&ラボ」と「テックマンロボット トレーニングセンター」を開設した。場所はJR御徒町駅の近くでJR上野駅から続く繁華街の中にある。この場所に拠点を設けた狙いとは。

[活躍するロボジョvol.16]現場でしか分からないことがある/京セラ 牛星さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第16回は、2019年にロボティクス事業部を立ち上げた京セラで、ロボットシステムの導入をサポートする中国出身の牛星(にゅう・しん)さんを紹介する。牛さんはこれまで、携帯電話向けソフトウエアの開発や生産技術における人工知能(AI)の活用方法の研究を担当していた。「ロボティクス事業部に配属される以前はほとんどデスクワークだったため、エンドユーザーの方の声を直接伺うことは少なかった。現場に立たないと気付けないことがあると痛感しました」と話す。

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