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注目製品PICK UP!

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[注目製品PickUp! vol.62]小型の協働ロボットでも高く積み上げられる/リナック「ELEVATE」

デンマークに本社を構える電動シリンダーメーカー、リナックの日本法人(横浜市港北区、佐藤嘉貢社長)は、協働ロボットの可動範囲を広げる「ELEVATE(エレベート)」を昨年発売した。上下に昇降することで、その上部に設置した協働ロボットの動作範囲を広げられる。同社は長年、医療用ベッドや昇降デスクなどに使う電動シリンダーを開発してきた。そのノウハウを生かし、ELEVATEで生産現場のさらなる省人化や作業の効率化に貢献する。

[注目製品PickUp! vol.61]軽くて低コストの協働ロボット/イグス「ReBeL」

ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は、今年に入り協働ロボット「ReBeL(リベル)」の国内展開を本格化した。軽さと省スペース、低コストが大きな特徴で、国内でも既に引き合いや受注は多い。同社のロボット事業の特徴は既存の設備やリソースを活用し、シンプルな自動化で生産性を高める「ローコストオートメーション(LCA)」で、ReBeLはその主力機種。吉田社長は「生産工程の自動化をはじめ、ReBeLの活用シーンは多岐にわたる」と語る。

[注目製品PickUp! vol.60]自動車向けのAGVメーカーが開発した物流向けの新製品/愛知機械テクノシステム「低床リフターAGV」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」も、とうとう60回を迎えた。今回は無人搬送車(AGV)メーカーの愛知機械テクノシステム(名古屋市熱田区、小川実社長)が発売した新製品「低床リフターAGV」を取り上げる。

[注目製品PickUp!vol.59]独自構造の多関節ロボットでロボット業界に挑む/ローレルバンクマシン「xLobomo」

大手通貨処理機メーカーのローレルバンクマシン(東京都港区、池辺正社長)は、初の試みとして産業用ロボットの開発に取り組む。その第1弾が8軸多関節ロボット「xLobomo(クロスロボモ)」だ。新開発の「xMotion(クロスモーション)構造」で、従来の垂直多関節ロボットとは一線を画する動作を可能にした。開発者である次世代第2研究所の繁田知秀シニアエキスパートは「他社のロボットと明確な違いを出すために、独自構造のロボットを開発した」と語る。

[注目製品PickUp! vol.58]世界初の空気圧式協働ロボット/フエスト「Festo Cobot」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、ドイツに本社を置くフエストの空気圧式協働ロボット「Festo Cobot(フエストコボット)」を取り上げる。空気圧式の協働ロボットは世界初という。日本法人(横浜市都筑区)のグレゴリシュ・ボクダノヴィッツ社長は「安全で安価、軽くて使いやすい」とフエストコボットの利点を話す。

[注目製品PickUp! vol.57]剛性か軽さか? 2種類の薄型減速機をAGVに/加茂精工「PSR/PSLシリーズ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を取り上げる「注目製品PickUp!」。第57回は、機械要素部品メーカーの加茂精工(愛知県豊田市、今瀬玄太社長)が開発した差動減速機「PSR/PSLシリーズ」を紹介する。PSRシリーズは剛性、PSLシリーズは軽さをそれぞれ追求しており、無人搬送車(AGV)の駆動ユニットなどが主なターゲットだ。両シリーズに共通するのは薄さで、AGVやロボットなどの小型化に役立つ上、設計の自由度も高められる。

[注目製品PickUp!vol.56]独自構造のルーツは自動車部品にあり/NTN「i-WRIST」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、ベアリングなどの機械部品を製造するNTNの手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)」を紹介する。アーム部分を人の手首のように動かせるのが大きな特徴。既存の産業用ロボットとは一線を画する構造の根幹には、同社が開発、製造する自動車部品の存在があった。

[注目製品PickUp! vol.55]触れたら止まる、協働ロボ用の安全カバー/太田廣「MIONER」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第55回は、工業用ゴムや樹脂製品などを取り扱う商社の太田廣(名古屋市中川区、太田直実社長)が今年5月に発売した自社ブランド製品「MIONER(ミオナー)」を取り上げる。ミオナーは協働ロボット専用の衝撃吸収型接触検知外装カバーで、人と接触した時に素早く安全に協働ロボットの動作を停止できるのが特徴だ。協働ロボットシステムの効率性と安全性を両立するのに役立つ。

[注目製品PickUp! vol.54]動力問わず同じ性能を発揮/コスメック「スマートシリーズ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、各種ジグ(加工補助具)やロボット周辺機器などを開発、製造するコスメック(神戸市西区、木村公治社長)のクランプ機器「スマートシリーズ」を紹介する。クランプ機器を作動させるには油圧や空圧、電気などの動力が必要だが、現場によっては使用できない場合がある。シンプルな構造のスマートシリーズは、動力源を問わず底面の凸部をプッシュするだけで作動し、どの動力源でも精度やクランプ力が変わらないのが特徴だ。現時点では用途に応じて3機種をラインアップするが、これからも開発を継続する。まずは認知度を向上させ、次世代の事業の柱となるようPRに力を注ぐ。

[注目製品PickUp!vol.53]ソフトで柔軟にシステム構築/モベンシス「WMX3」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、韓国に本社機能を置くソフトウエア企業であるモベンシスの、ソフトベースのモーションコントローラー「WMX3」を取り上げる。専用のハードウエア機器やケーブルが必要なく、モーション・コントロール・システムの構築がハードベースよりも容易になる。日本法人(東京都立川市)の佐藤恭祐社長は「柔軟なシステム構築の他、ハード面の調達リスクの高まりもあり需要が伸びている」と話す。

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