生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2022.06.30

曲げ加工の自動化を提案/アマダ

 アマダ(C-53)は「進化した自動化提案」をテーマに、全自動曲げ加工システム「EG-6013AR」を出展した。金属の薄板の曲げ加工を自動化するシステムで、ロボットが金型交換などの段取りや曲げ加工を担う。指定された角度通りに板材を曲げられるよう角度センサーも搭載されており、加工品質の安定化も実現できる。ロボットに不慣れな人でも簡単にプログラムを作成できるサポート機能なども用意した。

 EG-6013ARは医療機器や半導体製造装置などの小物精密部品の曲げ加工に力を発揮する。熟練の技能が必要とされる曲げ加工をロボットで自動化することで、熟練者不足の課題を解決する狙いだ。小間では、スマートフォン用のスタンドを曲げ加工するデモを定期的に実施している。

TOP