小型ロボットでも100㎏を持ち上げ/ロボテック ユニパルス
ロボテック ユニパルス(D-51)は電動バランサーの「ムーンリフタ」と小型の産業用ロボットを組み合わせたデモを出展する。ムーンリフタは、荷重センサーとサーボモーターで力と位置を常に検知しながらワーク(運搬対象物)の上げ下げをサポートする。デモでは小型のロボットが100㎏のワークを持ち上げる動作を披露する。ユニパルスの営業本部営業企画課の久原和晃課長は「産業用ロボットに限らず協働ロボットや力の弱い方でも使用できる」と強調する。
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ロボテック ユニパルス(D-51)は電動バランサーの「ムーンリフタ」と小型の産業用ロボットを組み合わせたデモを出展する。ムーンリフタは、荷重センサーとサーボモーターで力と位置を常に検知しながらワーク(運搬対象物)の上げ下げをサポートする。デモでは小型のロボットが100㎏のワークを持ち上げる動作を披露する。ユニパルスの営業本部営業企画課の久原和晃課長は「産業用ロボットに限らず協働ロボットや力の弱い方でも使用できる」と強調する。
ラピュタロボティクス(C-50)は、AMR(自律搬送車)「ラピュタPA-AMR」を出展する。あらかじめ指定した目的地への搬送路をAI(人工知能)が考えて進むのが特徴。搭載するカメラで周囲の状況を確認し、障害物があればAIがそれを避けた搬送路を生み出して進むことができるため、導入時に倉庫のレイアウトを変更する必要がない。オフィス・マーケティング・アソシエートの宮本雷蔵さんは「ピッキングする商品をモニターでガイドするため、商品を探す手間が省けてミスを減らせる」と語る。
デンソーウェーブ(B-44)は、全15台のロボットを使って計9つのアプリケーション(応用事例)のデモを実施している。
中西金属工業(C-26)は「デバンする?ロボスクエアの出番です」とのキャッチフレーズで、デバンニングシステム「Robo Square(ロボスクエア)」を展示する。デバンニングとは、トラックなどの荷台から荷物を降ろす作業のこと。自社製の無人搬送車(AGV)に川崎重工業の垂直多関節ロボットを搭載し、伸縮式のローラーコンベヤーを引き連れて移動する。
ファナック(B-37)でひと際来場者の目を引くのが、25kg可搬の協働ロボットを使った「CRXパレタイジングシステム」だ。協働ロボットCRX-25iAと、3Dビジョンセンサー3DV/1600と3DV/400を使用した。
岡谷鋼機(B-47)と共同出展のオフィスエフエイ・コムは、中国のVisionNav Robotics(ビジョンナビ・ロボティクス、未来机器人)製の無人搬送フォークリフト(AGF)を出展して物流業務の自動化を提案した。