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群馬・香川・東京でロボットSIer向けイベントを開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は11月12日に前橋市、同22日に高松市で「SIer's Day(エスアイアーズ・デイ)」を開催する。SIer協会の活動の周知やシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)同士の交流を図るイベントだ。群馬県のイベントでは、ロボットシステムの概要を決める構想設計の専門会社ロボコム(東京都港区)の天野真也社長が「未来のSIer像を考える~若者があこがれる職業へ」をテーマに講演。ロボットを導入した企業が自社の事例を紹介する。

米国の医療センター内にロボット拠点を開設/ABB

米国の医療センター内にロボット拠点を開設/ABB

スイスに本社を置く大手ロボットメーカーABBは10月9日、米国テキサス州ヒューストンの「テキサスメディカルセンター(TMC)」に医療と臨床研究向けのロボットの拠点を開いた。独自の双腕協働ロボット「YuMi(ユーミィ)」や6軸多関節ロボット「IRB 1200」などを展示する。試験管を選別して運ぶ、遠心分離機に出し入れするなどの、研究に必要な反復作業をロボットが担うことで、医療従事者は研究に集中できる。人が担う場合に比べ、作業時間は最大50%以上削減できるという。

人の感覚に近い皮膚センサーを開発、多様な形状にも対応/NEDO

人の感覚に近い皮膚センサーを開発、多様な形状にも対応/NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と熊本大学は10月10日、人の皮膚感覚と同等の性能を持ち、微小な力や振動まで検知できる皮膚センサーを開発したと発表した。 圧力を検知する膜をスプレー噴射で作るため、シート状の圧力センサーを貼り付ける従来の方法に比べ、複雑な自由曲面でも隙間なくセンサーでカバーできる。

ミニトマト収穫ロボの実証実験を開始/スマートロボティクス

ミニトマト収穫ロボの実証実験を開始/スマートロボティクス

ロボット向けの要素部品などを開発、販売するスマートロボティクス(東京都千代田区、岡本成正社長)は2019年10月、ミニトマトを自動で収穫する独自開発の自動走行型アームロボット「トマト自動収穫ロボット」(=写真)の実証実験を開始した。トマト自動収穫ロボットはビニールハウス内を自動で移動しながら、ヘタが取れないようにミニトマトを収穫し、かごに詰める作業を担う。ロボットにはビジョンセンサーや距離センサーが搭載され、ディープラーニング(人工知能技術の一つで深層学習とも呼ばれる)技術を駆使してロボット自らがミニトマトの形状やサイズを判別する。ロボットハンドも独自で設計した。

AIベンチャーの米OSAROと提携/川崎重工業

川崎重工業は10月7日、人工知能(AI)技術を持つ米国のベンチャー企業OSARO(オサロ)との提携を発表した。オサロは2015年に米国サンフランシスコで創業した企業で、特に産業用ロボットの画像認識や動作制御に関するAI技術に強みを持つ。今回の提携により、産業用ロボット向けのAI技術の共同開発を進めるとともに、周辺環境の認識などAI技術のノウハウを蓄積。輸送システムなど幅広い分野の製品の自動化・自律化につなげたい考えだ。

AGVが「グッドデザイン賞」を受賞/村田機械

AGVが「グッドデザイン賞」を受賞/村田機械

 物流システムや工作機械、繊維機械など多様な事業を手掛ける村田機械(京都市伏見区、村田大介社長)は2019年10月2日、無人搬送車(AGV)「Premex XIO(プレメックス・ジオ=写真)」が19年度の「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。プレメックス・ジオは18年9月に発売した小型のAGV。幅700mm、全長985mm、高さ350mmで、最大1tのパレット(荷台)の積載に対応する。

協働ロボに適したアクチュエーターを開発/NEDO、横浜国立大学

協働ロボに適したアクチュエーターを開発/NEDO、横浜国立大学

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と横浜国立大学は10月8日、小型・高効率・高出力なロボット用アクチュエーター(エネルギーを動力に変換する機構)を開発したと発表した。「次世代人工知能・ロボット中核技術開発プロジェクト」の成果物で、ロボットの関節部分に使用できる。組み込まれている減速機が一般的なものとは異なり、出力軸側からもスムーズに回せるため、ロボットと人が接触した際に衝撃や圧力を逃がすことができ、人と同じ空間で稼動する協働ロボットなどに適する。

ロボットで鋼板を成形、金型が不要に/日産自動車

ロボットで鋼板を成形、金型が不要に/日産自動車

日産自動車は9月2日、金型を使わずロボットでボディーパネルなどの鋼板を成形する技術を開発し、実用化したと発表した。今後、補修部品の製造への活用を検討するという。今回実用化したのは「対向式ダイレス成形」と呼ばれる技術だ。2台のロボットを、鋼板を挟んで向かい合わせに設置。棒状の工具を取り付け、連携させながら両側から押すことで鋼板を徐々に変形させる。金型なしで複雑な形状に成形できるため、金型の製作にかかる費用や時間を削減でき、多品種少量生産に向く。

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