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特集・トピックス

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協働ロボット用台車連結ユニットを発売/三機

技術商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社⻑)は10月17日、自社開発の協働ロボット用台車連結ユニット「ガッチャンコ」を発売した。同製品は協働ロボットを積載した台車を、工作機械や生産設備に短時間で接続する装置。設備側から電気やエア、電気信号を協働ロボットに供給できる。位置決めの再現精度は±4μm(同社による実測値)と、高精度を実現した。

人手不足に直面! 米国製造業で「自動化は必須」に【後編】/IMTS2024

9月9日~14日の6日間、米国イリノイ州シカゴの展示会場マコーミックプレイスで「IMTS(米国国際製造技術展)2024」が開かれた。11万3947㎡の展示面積に1737社がブースを構え、来場登録者は8万9020人を記録した。IMTSには産業用ロボットメーカーも複数出展し、日本の展示会では見せたことのないアプリケーションを披露した。特に協働ロボットや人工知能(AI)の展示は大きな注目を集めた。

オンライン展で「センサー一体型ハンド」などロボット向けも提案/DIC

DICは今月から12月13日まで、「ケミトロニクスonline(オンライン)展示会」を開催している。エレクトロニクス分野の顧客向けに同社の化学素材を提案するもので、「産業用/民生用ロボット」も主な対象分野の一つに掲げる。モーターや減速機、ロボットハンド、制御装置などロボットの要素部品向けに、適した接着剤やシール材、圧電接触センサーなどを提案する。

人手不足に直面! 米国製造業で「自動化は必須」に【前編】/IMTS2024

9月9日~14日の6日間、米国イリノイ州シカゴの展示会場マコーミックプレイスで「IMTS(米国国際製造技術展)2024」が開かれた。11万3947㎡の展示面積に1737社が出展。来場登録者は8万9020人を記録した。「米国の製造業では、新たに設備を導入する際、自動化も併せて検討することが当たり前になった」と多くの工作機械メーカー幹部が語る。IMTS出展各社に、会場で展示した自動化提案と米国製造業の自動化投資の現状を聞いた。

[SI基礎講座vol.16] 保有してほしい能力④

ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回は、ロボットを導入する企業の担当者・生産技術者や、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)に「保有してほしい能力」の4回目。今回は保有してほしい能力の3つ目の「周囲を説得し、動かしていく技術、視点」について解説していく。

FSW対応で切削にも使える高剛性ロボットを発売/安川電機

安川電機は10月8日、アルミニウム材の摩擦攪拌(かくはん)接合(FSW)技術に対応する産業用ロボット「MOTOMAN(モートマン)-GG250」の販売を開始した。可搬質量は250kg、最大リーチ長は2711mm。FSW は突起のある円筒状の工具を強く押し当て、摩擦熱で母材を軟化させて練り混ぜることで複数の部材を接合する技術。従来機種では加圧時にロボットがたわみ、接合品質の低下が課題だったが、同製品は剛性を高めることで高精度な接合を実現する。

大阪府、奈良県の学生たちがロボットの活用アイデアをぶつけあう/日本ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットアイデア甲子園の大阪大会が10月5日、大阪府泉大津市の泉大津商工会議所で開催された。ロボットアイデア甲子園は日本ロボットシステムインタグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が主催するイベントで、高校や専門学校の学生がロボット活用のアイデアを競う。大阪大会では、書面審査を通過した6校10名がプレゼンテーションした。

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