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ロボットハンド

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[直前特集RTJ2024 vol.8]初出展のワケ/ブリヂストン ソフトロボティクス ベンチャーズ、DOBOT JAPAN

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024には多数の初出展企業が出展する。その中でもゴム人工筋肉を利用したソフトロボットハンドを手掛けるブリヂストン ソフトロボティクスベンチャーズと、中国の深センに本社を置くロボットメーカーDOBOT(ドゥーボット)の日本法人DOBOT JAPAN(ドゥーボットジャパン)の意気込みを紹介する。

[注目製品PickUp! vol.67]人と協働ロボットのコミュニケーションが可能に/ARMA「UI付き電動グリッパー」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第67回は、協働ロボット用エンドエフェクターメーカーのARMA(アルマ、岐阜県各務原市、古田貴士社長)が開発したユーザーインターフェース(UI、機器やソフトウエアの操作画面)付き電動グリッパーを紹介する。電動グリッパーにタッチパネルを搭載したのが最大の特徴だ。人と協働ロボットのコミュニケーションが可能になり、より協働作業がしやすくなる。

[直前特集RTJ2024 vol.5]ロボットにプラスアルファ、高機能化の提案が続々/周辺機器・要素部品

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。

「吸着ハンドは難しい」。だからこそ、部品メーカーの次の一手/日本ピスコ

空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。

差別化の鍵は素材にあり/コンバム 佐藤穣社長 インタビュー

今年3月、コンバムの開発担当役員だった佐藤穣(さとう・ゆたか)氏が社長に就任した。伊勢幸治前社長の逝去に伴う就任だが、「前社長の病気療養中からその業務を代行していたため、社内外ともそれほど混乱なく引き継げた」と佐藤社長は言う。「ロボットの真空ハンドにはまだまだ開発の余地がある」と話し、素材から研究して他社との差別化を図る。

省エネ意欲の高まり契機に、提案先も組織も変えねば/SMC 高田芳樹社長

空圧機器の世界的な大手SMCは近年、エンドユーザーに向けた自動化システムの省エネ提案に注力する。モノのインターネット(IoT)などを駆使した空圧機器の制御だけでなく、空圧式の対極ともいえる電動式シリンダーへの置き換えも含めた全体最適も提案する。高田芳樹社長は「主に2つの側面から、環境意識や省エネへの関心が高まっているのは間違いない。これを好機に、わが社も提案先や組織を変えたい」と意気込む。

高可搬のメカ式ツールチェンジャーを新発売/イマオコーポレーション

イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)は4月1日、メカ式ツールチェンジャーの新製品「SMARTSHIFT(スマートシフト)ロボットシステム」の新タイプを発売した。ツールチェンジャー自体の最大可搬質量を従来比3倍の150kg、エンドエフェクターを保持する「ツールポケット」の積載重量を同10倍の50kgに拡大したのが特徴だ。イマオコーポレーションは高可搬タイプの新製品を通じ、従来品だけでは取り込み切れなかった溶接やねじ締め、研磨などのアプリケーション(応用事例)の開拓を加速させる。

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