曲げ加工の自動化を提案/アマダ
アマダ(C-53)は「進化した自動化提案」をテーマに、全自動曲げ加工システム「EG-6013AR」を出展した。
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アマダ(C-53)は「進化した自動化提案」をテーマに、全自動曲げ加工システム「EG-6013AR」を出展した。
トルンプ(C36)は自動アーク溶接セル「TruArc Weld(トルアークウェルド)1000」を展示。協働ロボットや集じんシステムを装備したパッケージ製品だ。実機デモには多くの人が集まり、熱い視線を送る。
高梨真二郎マシン事業部長は「セールスや引き合いは好調。溶接ロボ単体はあれど、パッケージ製品は他にない。それが高い関心を引いている。中部市場で存在感を示したい」と力を込める。
すでに導入を決めたある顧客は「単品加工にも向き、素人でも溶接加工を担当できるのが魅力」と評価する。会期中は多くの来場者の注目を集めそうだ。
ホールD奥の主催者ステージに併設する特別展示「宇宙ロボット」でオーエスジーは、「超小型衛星用放出ポッド」などの宇宙に関するワーク(加工対象物)や工具を出展した。超小型衛星用放出ポッドは、宇宙との光通信の遅延を抑える役割を持つ小型の衛星を宇宙空間に放出するポッド。カーボンやマグネシウム合金を使用し、低コストと軽量化を実現した。
オークマ(D-65)のCNC旋盤「LB3000 EXⅡ」にロボットを内蔵した「ARMROID(アームロイド)」に来場者の注目が集まる。発売は2年前の2020年だが「既に導入した顧客からのリピートオーダーが絶えない」(説明員)という。
ブラザー工業(C-52)はマシニングセンタベースの小型複合加工機「SPEEDIO(スピーディオ) M200X3」と、専用のローディングシステム「BV7-870」を組み合わせた自動化システムを出展した。
ジェイテクト(C-35)は、今年4月に発売した新型円筒研削盤「G1シリーズ」を初披露した。「価格を削れ、品質は削るな。」を合言葉に、品質、生産性、操作性の3つを追求したのが特徴だ。
高松機械工業(D-26)はロボットシステムの新製品「ServoROT(サーボロット)-01」を出展した。
工業、産業部品洗浄機や油圧機器メーカーの森合精機(兵庫県明石市、森合政輝社長、C-48)は、「ノズルチェンジ機能」を搭載したロボット洗浄機「MSW-300」を展示会に初出展した。中部支店の浅井智樹さんは「従来機は洗浄ノズルの換装ができなかったが、1台で複数のノズルを取り扱えるようになったため工程集約に貢献できる」と話す。