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ARで目の前にロボットが/スギノマシン

 産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長、D-14)は、スイングアーム式コラムロボット「CRbシリーズ」をAR(拡張現実)で出展した。

 ブースのパネルに掲載しているQRコードをスマートフォンで読み込むと「CRb015V」や「CRb020H4」がARで表示される。RI事業部RI部の青木卓也技術課長は「ただ表示されるだけでなく実機のような動作もするため、製品のイメージがつかみやすい」と話す。

 CRb015Vは防水タイプで、同社製の洗浄機の内部に設置して使う。コンパクトだが動作範囲が広く、ワークの搬入出や洗浄、乾燥工程の自動化に適する。CRb020H4は加工機と洗浄機の間をガントリーローダーのように設置して使う。軽量なアームとリンク機構を組み合わせた独自構造で、高速な動作が可能。

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