米国ウィスコンシン州に新拠点設立/安川電機
安川電機は6月16日、米国ウィスコンシン州フランクリン市に新拠点を設立すると発表した。同社は今後8~10年間で約1億8000万ドル(約260億円)を投資し、本社や技術開発拠点、トレーニング拠点に加え、産業用ロボットの工場などを備えた新拠点を設立する予定。イリノイ州にある現本社や既存の生産拠点なども新拠点に集約する。新拠点の敷地面積は約7万4000㎡超。
米国では製造業の国内回帰が進んでおり、生産現場の自動化や省力化に向けた設備投資需要が急速に高まっている。安川電機は新拠点の設立を機に、産業用ロボットの現地生産を強化して自動化需要を取り込み、米国市場での存在感をさらに高める狙いだ。