四足歩行ロボット「CORLEO」の開発ロードマップ発表/川崎重工業
川崎重工業は7月28日、都内でメディア向け説明会を開き、四足歩行ロボット「CORLEO(コルレオ)」の開発ロードマップを発表した。
コルレオは昨年の大阪・関西万博で発表されたエンターテインメント用のロボットで、人が乗ってオフロードを走破できる乗り物だ。2035年の事業化を目指し開発を進めている。
開発ロードマップでは27年に、米国NVIDIA(エヌビディア)のプラットフォーム「COSMOS(コスモス)」や物理法則を計算する物理エンジン「NEWTON(ニュートン)」を活用しながら、凹凸があり踏むと滑ったり崩れたりするオフロードコースをバーチャル空間に構築。また乗った際の挙動を再現する「ライディングシミュレーター」も開発し、バーチャル技術を最大限活用しながら開発を進める考えだ。
その後プロトタイプの開発を繰り返しながら、30年にサウジアラビアで開催される「リヤド万博」で実際に歩行するコルレオを披露する。35年には、アトラクション施設向けに出荷を開始し事業化を目指す。まずはサウジアラビア向けに、コルレオに乗って楽しむライディングパークの建設を提案しているという。またゲーム会社向けに、ライディングシミュレーターなどの技術を生かしたゲーム開発なども提案する。
「人を背中に乗せて歩くだけなら技術的に難しくないが、コルレオは乗りこなす喜びを味わえる全く新しい乗り物を目指している。カメラや力覚センサー、重量センサーなどで人の姿勢の変化などを検知し、人と一体化して走ったり跳んだりできる。まずはエンターテインメント向けで事業化し、将来的には個人の移動手段としても展開できれば」と同社SAFE ADVENTURE(セーフアドベンチャー)事業総括部の天辰祐介総括部長は語る。
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