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食品機械展でロボットに熱視線【その3】/FOOMA JAPAN2024
6月上旬に開かれた世界最大級の食品総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2024」には、食品機械メーカーや食品産業を得意とするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)などが多数出展した。
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6月上旬に開かれた世界最大級の食品総合展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2024」には、食品機械メーカーや食品産業を得意とするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)などが多数出展した。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第67回は、協働ロボット用エンドエフェクターメーカーのARMA(アルマ、岐阜県各務原市、古田貴士社長)が開発したユーザーインターフェース(UI、機器やソフトウエアの操作画面)付き電動グリッパーを紹介する。電動グリッパーにタッチパネルを搭載したのが最大の特徴だ。人と協働ロボットのコミュニケーションが可能になり、より協働作業がしやすくなる。
robot digest(ロボットダイジェスト)を運営するニュースダイジェスト社は7月4日(木)~7月6日(土)の3日間、愛知県のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)で、産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)」を開催しています。
ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」を開発、製造するノルウェーのオートストア(日本法人=東京都港区、安高真之社長)は6月17日、タイのラヨーン県に自動倉庫用ロボットの生産工場を新設したと発表した。投資額や延べ床面積などは公表していない。
イノベーションをどう訳すか。以前は「技術革新」とすることが多かった。これは1958年の経済白書で使われた表現で、さまざまな電気機器で生活や産業が大きく変化していった時代なら、その訳も悪くなかった。
製造業では広範にわたり自動化が進むが、金属加工業では産業用ロボットや協働ロボットを使用して、被加工材(ワーク)を機械に積み降ろすマシンテンディングが一つのトレンドだ。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024には工作機械メーカーも出展し、主にマシンテンディングの提案に力を入れる。従来は人手に頼る工程だけに、自動化、ロボット化へのシフトは容易には進まない。導入を難しく感じるユーザーに、いかに簡単で有意義かを強く訴求する必要がある。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットや周辺機器メーカーだけでなく、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)も多数出展する。人件費の高騰や人手不足から自動化ニーズが高まる中、SIerは導入しやすいシステムの設計力やより高度な動作を実現する技術に磨きをかける。また商社は人工知能(AI)をはじめとした最新技術を展示するのに加え、自社オリジナルの自動化パッケージも開発し、ユーザーの多様化するニーズに応える。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回も引き続き「生産技術概論」を取り上げる。今回のテーマはQCDや原価。製造業に限らず、事業活動には欠かせない考え方だ。併せてフロントローディングについても紹介する。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は6月13日、静電気放電(ESD)に対応したモジュール式のサクションカップ(吸盤、吸着カップ)の新シリーズ「BXP ESD」を発売すると発表した。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。