NTTグループと資本・業務提携し、データ管理を安心安全に/Mujin
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は12月2日、NTT、NTTドコモビジネス(東京都千代田区、小島克重社長)、三菱HCキャピタルリアルティ(東京都千代田区、若尾逸男社長)、米国Salesforce Ventures(セールスフォースベンチャーズ)に対して総額209億円の第三者割当増資を実施したと発表した。今後調達した資金を基に開発や販売展開を一層強化する。
NTTとNTTドコモビジネスの両社とは業務提携も行った。ムジンが提供する自動化システムでは統合的な制御プラットフォーム「MujinOS」で各種自動化機器の状態をリアルタイムに把握しながら制御するため、膨大な運用データが発生する。NTT・NTTドコモビジネスと連携することで、そのデータの管理や通信の体制を整える。
「データが発生すると、そのデータはどこに置いてあるのか、セキュリティー対策は万全かなどを気にするお客さまは多い。NTT・NTTドコモビジネスと提携することでこうした心配を払拭したい」と滝野CEO(=写真左から2番目)は言う。
「われわれの持つ『IOWN(アイオン、NTTの次世代の情報通信基盤)』やネットワークセキュリティー技術、人工知能(AI)技術などで貢献したい」とNTT研究開発マーケティング本部アライアンス部門長の爪長美菜子執行役員(写真一番左)は話す。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)
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