[SI基礎講座vol.21] 技術者倫理と法知識①
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回からは「技術者倫理と法知識」を取り上げる。ロボットシステムも含め、製造業で使われる各種設備には挟まれや巻き込まれなどのリスクが付きまとう。そのリスクを低減することが、設計者など設備の作り手には求められる。
〔今回の講師:IDECファクトリ―ソリューションズ 岡田和也氏〕
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【今回のポイント!】
〇「安全に運用できるか」を常に意識
〇企業活動が活発化しても労働災害は増やさない
〇災害事例から学び、危険を発見する目を養う
「安全か?」と常に自問自答を
右の資料は令和3年までの死亡者数と死傷者数です。景気が落ち込んだ時期は企業活動が少し緩やかになり、労働災害もそれに合わせて減ります。反対に企業活動が活発になると、死傷者数も少し増えてしまいます。令和3年はわずかに上がっていますが、これからさらに伸びてしまってよいのかといえば、そうではありませんよね。そうならないように設備はしっかりと作り込まないといけません。
大きな事故があると、「その設備はどこが担当したのか」までやはり言及されます。そうならないよう「自分の作った設備は本当に大丈夫かな」と常に自問自答を繰り返していただきたい。それが技術者倫理の基本です。
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