2026.03.12
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仕分けやピッキング作業に特化したショールーム開設/アイオイ・システム

 物流倉庫の仕分けやピッキング作業の自動化を得意とするアイオイ・システム(東京都品川区、吉野豊社長)は2月27日、本社に隣接するビルにショールームを開設した。同社はピッキング作業時に、取り出すべき商材の位置を点灯するライトで示すデジタル表示器を主力製品としており、同施設でそれら多数の製品ラインアップを展示する。

 他社製の自動化機器にデジタル表示器を組み合わせたシステムの販売もしており、ショールームではそれらの動作も披露する。吉野社長は「物流現場の人手不足は深刻で、自動化せざるを得ない状況になりつつある。とはいえ状況の変化に合わせて動ける作業者の柔軟性も必要なため、自動化機器と作業者の長所を生かせるセミオートメーションを提案したい。従来のショールームは表示器の展示のみだったが、新施設でより広く、自動化システムを展示できるようになった」と語る。

デジタル表示器は幅広い種類をラインアップする
棚搬送型の無人搬送車に、同社の映像投影システムを組み合わせた
未登録の商材を認識して搬送できるシステムも開発中

 また研究開発段階ではあるものの、商材を箱から取り出す、コンベヤーに載せるなどの人手作業の自動化にも取り組む。その一環として同施設には、シンガポールのEureka Robotics(エウレカロボティックス)のビジョンセンサーや、ブリヂストンの社内ベンチャー、ソフトロボティクスベンチャーズのロボットハンドを組み合わせたデモシステムを設置する。

 吉野社長は「倉庫内の商材は種類が多岐にわたり、従来の自動化機器では全てを安定して搬送するのは難しい。だがEureka Roboticsの技術は未登録の対象物も認識でき、商材ごとの適切な把持位置も判断する。各社と連携して研究を進め、物流現場のさらなる自動化を目指す」と話す。

水野敦志ロボットダイジェスト編集部

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