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2021.01.29

「MUJINコントローラ」で技術経営・イノベーション大賞の文科大臣賞/MUJIN

 MUJIN(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は1月27日、ロボットを知能化するコントローラー「MUJINコントローラ」の開発で、「第9回技術経営・イノベーション大賞」の文部科学大臣賞を受賞したと発表した。
 同大賞は科学技術と経済の会が主催し、世の中を変革する優れたイノベーション事例を表彰するもの。今回は100件以上の応募の中から12件が選定された。

 産業用ロボットは動作を一つ一つプログラミングする必要があり、導入には大きな手間がかかった。また、物流倉庫では扱い品目が多く日々商品が入れ替わるため、箱の種類や積み方に応じて動作を変える必要があり、プログラムの分岐だけでは対応できずロボットによる自動化は難易度が高かった。

 受賞した製品には動作計画をリアルタイムに行うモーションプランニング技術が搭載されており、産業用ロボットに接続すると状況に応じて臨機応変な動きを実行できる。これにより、これまで難しかった作業の自動化が可能となり、物流や製造現場における生産性の向上とロボット市場の拡大に貢献する。

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