小型ロボット「IRB 1200」をリニューアル/ABB
スイスに本拠地を置くABBの日本法人(東京都品川区、ロイック・ペコンドン‐ラクロワ社長)は7月3日、ABBロボティクスの小型ロボット「IRB 1200」シリーズをリニューアルしたと発表した。
IRB1200は幅広い用途に使われるロボットで、従来より動作の速度や精度を向上させた。複数台で秒速1600mmの高速動作をする状況でもパス精度0.6mm、ポーズ繰返し精度 0.011mmを実現する。サイクルタイムは従来より5%短縮できる。
本体重量は20%軽量化。可搬質量5kg、7kg、8kg、9kgの4つのバリエーションをそろえる。
「OmniCore(オムニコア)コントローラ」に対応し、人工知能(AI)機能などを搭載する同社の最新ソフトウエア群も活用しやすくなった。