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2023.02.14

ハイオスの電動ドライバーがUR+認証取得/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は2月7日、ハイオス(東京都墨田区、戸津勝行社長)の電動ドライバーがUR公認の周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。日本発のUR認証取得は12社・17製品目。「URのロボットは力覚センサーを標準搭載し、適切な力で押し付けながらのねじ締めが可能。UR+の電動ドライバーと、URロボットのねじ締めテンプレート(ひな形)を使うことで、ねじ締めを簡単に自動化できる」とUR日本支社の山根代表は言う。

ねじ締めの自動化ニーズ高まる

 今回UR+製品として認証された電動ドライバーは、「BLFシリーズ」と「PGFシリーズ」の2製品。BLFシリーズはスタンダードモデルで、PGFシリーズはエラー検出機能などが付いた高付加価値モデルだ。同製品をURロボットのアーム先端に取り付けることで、ねじ締め作業を自動化できる。ロボットを操作するペンダントから電動ドライバーの操作や設定が可能だ。
 「近年、人手不足からねじ締めの自動化を検討する企業が増えている。中でも、安全柵なしでコンパクトに設置できる協働ロボットを使ったシステムのニーズが高まっているため、協働ロボットで世界トップシェアのURの認証取得に取り組んだ」とハイオス営業本部の羽賀圭吾係長は話す。

デモ機をはさんで立つURの山根剛代表(左)とハイオスの羽賀圭吾係長

 URの協働ロボット「eシリーズ」は力覚センサーを標準搭載し、「ねじ締めの自動化に最適」とURの山根代表は言う。適切な力の強さで電動ドライバーを押し付けながら締め付けができるため、過剰な押し付けによるねじなどの破壊や、ねじと工具先端が離れるといった不具合を防げる。
 「eシリーズのソフトウエアにはねじ締めのティーチング(教示)を簡単にするテンプレートが含まれており、UR+の電動ドライバーとeシリーズのテンプレートがあれば、ねじ締めの自動化システムを従来より容易に構築できる」と山根代表は話す。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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