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2022.10.19

創立50周年記念式典を開催/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会は創立50周年記念事業として、記念式典や祝賀会、シンポジウムなどを開催した。記念事業のテーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」。同工業会はロボット技術を「課題解決型技術」と位置づけており、山口賢治会長(ファナック社長兼最高経営責任者)は「多様化する社会ニーズや、わが国および地球規模のさまざまな社会的課題に対し、業界一丸となって対応していく」と述べた。

ロボット技術は「課題解決型技術」

「さまざまな課題に業界一丸となって対応」と話す山口賢治会長

 日本ロボット工業会は10月13日、創立50周年記念事業の一環として「記念式典・祝賀会」を開いた。
 まず最初に、同工業会の山口会長が登壇。「当工業会ではロボット技術を『課題解決型技術』と位置づけており、ロボット技術はこれまでのものづくりのみならず、社会のさまざまな分野のニーズに応えるものとして、活躍の場は一層広がるものと思われる。それらの新たなニーズに応え、革新技術に基づく製品やシステムをいち早く世のなかに送り出すことはロボット産業の発展になるとともに、国内外が直面する諸課題やさらにはSDGs(持続可能な開発目標)への貢献につながるものと期待している」と述べ、「当会は多様化する社会ニーズや、わが国および地球規模のさまざまな社会的課題に対し、業界一丸となって対応していく」と宣言した。

 来賓代表としてあいさつしたのは経済産業省の山下隆一製造産業局長。「経産省としてはわが国がロボット大国として発展していくための施策を進めていく。ロボット産業の発展に向けて官民一体で取り組んでまいりたい」と祝辞を述べた。

貢献が顕著な人を表彰

経済産業大臣表彰状を受け取るファナックの稲葉善治会長

 その後、工業会への貢献が顕著だった人に表彰状や感謝状が贈呈された。経済産業大臣表彰状はファナックの稲葉善治会長に贈られた。
 稲葉会長は「わが国のロボット産業は、技術開発を通じて性能向上と品質改善に不断の努力を積み重ね、世界に冠たる地位を築いてきた。今日ではものづくりの現場において、生産性の向上や品質の安定など、日本経済に多大な貢献をしていると自負している。今後もロボット業界の一層の発展のために尽力してまいる所存」と謝辞を述べた。

各表彰を受けた受賞者

 その他、経済産業省製造産業局長表彰状が安川電機の小笠原浩会長兼社長や川崎重工業の橋本康彦社長など6人に贈られた。歴代の副会長や工業会活動の功労者には会長感謝状が贈られた。

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