2026.05.08
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船体の塗膜除去システムを提案/ファナック

 ファナックは船体の塗膜を除去する協働ロボットのアプリケーション(使い方)を開発し、4月22日~24日に都内で開かれた造船や舶用機器の専門展示会「Sea Japan(シージャパン)2026」で発表した。

 船舶は数年おきに再塗装するため、既存の塗膜の除去作業が必要になる。従来は人手でサンドブラストなどで除去することが多かったが、これをロボットシステムによるレーザークリーニングに置き換えた。
 人が作業する時と同様の昇降機能を持つ高所作業台に10kg可搬の協働ロボット「CRX-10iA/L」を設置。先端にレーザーユニットを搭載し、船体にレーザー照射することで古い塗膜を除去する。船体との距離を測るセンサーを搭載しており、曲面でも追従して作業ができる。ロボットが高所作業台のボタンを押すことで昇降も自動でできる。

 「シージャパンには初めて出展したが、大きな反響をいただいた。船舶は今後伸びる分野であり、期待は大きい」とロボット研究開発統括本部ロボットアプリケーション技術本部の久保田裕昭自動車・レーザ技術部長は言う。

昇降機能付きの作業台に設置され、古い塗膜をロボットのレーザークリーニングで除去する
ポータブルタイプの協働ロボット「CRX-3iA」も展示し、左右に揺動しながら溶接するウィービング溶接を披露

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