[iREX2025レポートvol.8]要素部品の新製品や新たな使い方が続々
ヒューマノイドロボット向けの提案/ハーモニック・ドライブ・システムズ
ハーモニック・ドライブ・システムズは同社製品を組み込んだヒューマノイドロボットの腕部を展示し、ヒューマノイドロボットへの対応力をアピールした。
アームの関節部には波動歯車減速機「ハーモニックドライブ」にベアリングなどを合わせてユニット化した「CSFシリーズ」やCSFを小型化した「CSF-mini(ミニ)シリーズ」を組み込んだ。また、指の関節部には同社の小型AC(交流)サーボアクチュエーター「RSF supermini(スーパーミニ)シリーズ」が使われている。「組み込まれた部品はコンパクトだが、パワーは十分にある」と担当者は話す。会場では4kgのダンベルを上げ下げする動作を実演し、来場者は関心を寄せた。
ソニーと共同開発の新製品を参考出品/THK
THKは、ソニーグループと共同開発した「理想応答可能な力制御型アクチュエータ」を参考出展した。THKが販売するロボットの関節用の回転モジュール(機能に必要な要素をまとめた複合部品)「RMR」をベースに、ソニーグループの力制御技術を搭載した。
担当者は「ロボットの教示作業がデジタルツイン(仮想空間に現実世界を再現した環境)のシミュレーションを基にするケースも増えている。その際に、アクチュエーターの動きにずれがあると、シミュレーション結果を現実空間で正確に再現できない。話題のヒューマノイドでもシミュレーションベースの教示が多いため、このアクチュエーターを開発した」と話す。
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