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台湾テックマンの協働ロボを日本市場に/SSI

SSI(浜松市中区、小笠原誠社長)は台湾の達明機器人(テックマンロボット)の正規代理店で、協働ロボット「TMシリーズ」を日本市場で販売する。TMシリーズの内部構造を熟知している強みを生かした、きめ細やかなサポートを顧客に提供する。販売パートナーの開拓と大口顧客の深耕の2つの方向から拡販に努める考えで、小笠原社長は「ゼロからスタートなので伸びしろしかない」と期待を寄せる。

シミュレーションソフトを教育機関に無償提供/IDECファクトリーソリューションズ

安全柵なしで使える協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は10月5日、自社で取り扱うロボットのシミュレーションソフトウエア「Robo(ロボ)DK」を高等専門学校(高専)や大学に30校限定で無償提供するサービスを開始した。

低コスト、簡単立ち上げの自動化を/ファナック 山口賢治 社長兼CEO

ファナックは、自社製ロボットやモノのインターネット(IoT)基盤「FIELD system(フィールドシステム)」を自社工場に導入し、自動化やデジタル化を推進する。山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は協働ロボットに期待しており、従来の「黄色」のロボットを使った高度な自動化システムに加え、「低コストで簡単に立ち上げられる自動化システムも目指すべきもう一つの方向性として追求する」と話す。

「仕事は楽しんでやるもの」、産ロボから総合ロボメーカーへ /川崎重工業 高木登ロボットディビジョン長

今年4月に川崎重工業のロボットディビジョン長に就任した高木登執行役員。「ロボット市場は今後とにかく伸びる。しかし、従来からある市場はそれほど大きくならない」と新市場開拓の重要性を指摘する。商品企画部を新たに立ち上げた高木執行役員は「仕事は楽しんでやるもの。そうでなければいい結果は生まれない」と言う。

ジグやチャックで多品種少量生産を自動化/松本機械工業

松本機械工業(金沢市、松本要社長)は、工作機械の周辺機器を製造、販売する。工作機械の一種であるマシニングセンタ(MC)に被加工材(ワーク)を固定するためのジグシステムや、旋盤にワークを固定するのに使うチャックなどを製造する。これら機器とロボットを組み合わせ、多品種少量生産を自動化する提案に力を入れる。

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