生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2021.04.30

ラピュタAMRとクラウドサービスを連携/Rapyuta Robotics

 スイス・チューリッヒ工科大学発のロボットベンチャー企業Rapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者)は4月23日、
同社の提供する自律走行型搬送ロボット(AMR)「ラピュタAMR」とクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO(ゼロ)」との標準連携を発表した。ロジザードゼロはクラウド型管理システムを提供するロジザート(東京都中央区、金澤茂則社長)が提供するシステム。

 ラピュタAMRとロジザードゼロの連携は物流倉庫で商品を出荷する際のピッキング時に活用できる。
 出荷指示情報をもとに、ロジザードゼロからピッキングに必要なロケーション情報や商品情報などをラピュタAMRに伝える。データを受け取るとラピュタAMRが人と協働してピッキングを始める。全ての商品をピッキングすると商品を検品場まで運び、その情報をロジザードゼロと共有する。

TOP