生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

製品

RECENT POSTS

[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]外観検査は人型ロボットで/デクシス「外観けんた君」

画像処理装置メーカーのデクシスが提案する「外観けんた君」は、腕が2本ある人型の外観検査システムだ。対象の製品をつかみ上げ、カメラの前にかざして検査する。「人と同じように目視検査ができる」と経営企画室の佐川幸世部長は自信を見せる。スイス・ABBの協働型双腕ロボット「YuMi(ユーミィ)」と、自社開発のカメラ「マルチプルイメージャー」などを組み合わせ、パッケージ化した。

[気鋭のロボット研究者vol.1]新方式の協働ロボを開発/早稲田大学シュミッツ・アレクサンダー准教授【後編】

前編ではシュミッツ・アレクサンダー准教授がこれまでに開発したロボットハンド向けセンサーを中心に紹介した。後編では近年特に力を入れる、協働型のロボットアームの研究を取り上げる。動作速度や価格などに強みを持つ、新たな協働ロボットの開発に成功。これを製品化して販売する会社も設立する計画だ。

[注目製品Pick Up!vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない/ユニバーサルロボット「eシリーズ」【後編】

ユニバーサルロボット(東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年8月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB3」の上位機種に当たる。前編では新たに追加した安全機能などを紹介したが、「eシリーズのロボットを通して安全性だけが協働ロボットの特徴ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根剛北東アジアゼネラルマネージャーは語る。

機械商社が「7軸ロボットの活用」を説く理由/宮脇機械プラント

機械商社の宮脇機械プラント(兵庫県明石市、岡本淳社長)は、7軸ロボットを利用した自動化を積極的に提案する。現在は6つの回転軸を持つ6軸のロボットが主流だが、回転軸が一つ多い7軸ロボットなら腕をねじる独特の動きが可能だ。工作機械と組み合わせる場合、機械の正面ではなく横にロボット置いても、加工材料の付け外し作業ができる。「配置の自由度が高まり、機械正面をふさがないので人が作業する時

[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]ロボットは4段階で進化する/KUKA


 KUKA Japanが2017年1月に発売した「KMR iiwa」は、自社開発の自律走行する台車「KMP」(P=Platform)と協働ロボット「LBR iiwa」を組み合わせたパッケージ。特定の場所に固定して使うのではなく、自動でさまざまな場所を移動しながら作業するロボットだ。LBRはドイツ語で「軽量ロボット」、iiwaは「知的な生産アシスタント(intellig

物流向けロボットに注目!/国際物流総合展2018【前編】

東京都江東区の東京ビッグサイトで9月11~14日の4日間、アジア最大級の物流機器の展示会「国際物流総合展2018」が開かれた。2016年の前回展を1万人以上上回る7万4520人の来場者が集まった。人手不足を背景に作業の自動化や効率化の提案が注目を集め、特に産業用ロボットを展示したブースはどこも盛況だった。

TOP