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バイスメーカーが提案する多品種少量生産の自動化とは【後編】/酒井正一ナベヤ常務

加工素材を工作機械に固定するバイスなどを製造販売するナベヤ(岐阜市若杉町、岡本知彦社長)は、2016年からシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)と連携して加工の自動化提案に力を入れる。従来の素材だけをロボットで交換する方法では、素材のサイズや形状が変わるたびにハンドの交換や調整が必要だった。一方、素材とバイスを1セットにするナベヤのシステムは、バイスを共通にすることで1度のハンド設定で済ませられる。では、実際に導入した効果、コストはどうなのか?酒井正一常務に話を聞いた。

バイスメーカーが提案する多品種少量生産の自動化とは【前編】/酒井正一ナベヤ常務

加工素材を工作機械に固定するバイスなどを製造販売するナベヤ(岐阜市若杉町、岡本知彦社長)は、2016年からシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)と連携して加工の自動化提案に力を入れる。「バイスで加工を自動化」と言ってもイメージが湧きにくいが、ナベヤはどのように自動化システムの導入を促しているのか。答えはバイスやロボットを単体ではなく、パッケージにして提案することだった。ナベヤの酒井正一常務は「多品種少量生産をする中小企業で、ロボットを使用した無人加工をするには、これまでのバイスの使い方を変える必要がある」と訴える。

[注目製品PickUp!vol.11]製造現場でもヒト型を【後編】/カワダロボティクス「NEXTAGE」

今回の「注目製品PickUp!」で取り上げるのは、カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)のヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」。腕が2本の双腕型で、ボディーの上には頭が付く。前編ではその特徴や使い方を紹介した。後編では開発の経緯や技術の系譜を取り上げる。カワダロボティクスがヒト型にこだわる理由とは――。

[注目製品PickUp!vol.11]製造現場でもヒト型を【前編】/カワダロボティクス「NEXTAGE」

今回の「注目製品PickUp!」で取り上げるのは、カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)のヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」。腕が2本の双腕型で、ボディーの上には頭が付く。リスクアセスメント(リスクの確認と対処)をすれば安全柵なしで設置でき、人に交じって働ける。2018年にはバージョンアップし、できる仕事の範囲が広がった。前編ではその特徴を中心に紹介する。

[注目製品PickUp!vol.10]欲しい所に手が届く、片手で運べる協働ロボ【後編】/デンソーウェーブ「COBOTTA(コボッタ)」

4kgと驚異の軽さを誇るデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、杉戸克彦会長)の協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」。ロボットを固定して使う従来の考え方を変え、人手が欲しい所へ持ち運んで使用する。また、初心者でも簡単に操作できるがプロが使えば複雑で高度なシステムも構築できるなど、機能面でも高い拡張性を持つ。前編では基本スペックを始め目に見える特徴を紹介したが、後編では使って初めて分かるコボッタの充実した機能について紹介する。

[注目製品PickUp!Vol.10]欲しい所に手が届く、片手で運べる協働ロボ【前編】/デンソーウェーブ「COBOTTA(コボッタ)」

コンパクトな産業用ロボットは多くあるが、そのほとんどが据え付け型で、設置後はその場所で同じ作業を続ける。しかしデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、杉戸克彦会長)の開発した協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」は、コントローラーを内蔵しながらも1台あたり約4kgと片手で持ち運べる驚きの軽さのため、人手の欲しい場所まで持ち運ぶことができる。従来のようにロボットを1つの場所に固定するのではなく、必要な場所に持っていく逆転の発想を形にした。初心者でも簡単に操作できるが、プロが使えば複雑で高度なシステムも構築でき、機能面でも高い自由度を持つ。今回の注目製品PickUp!ではコボッタの魅力を紹介する。

[特集SIerになろうvol.12]SIerの負担を減らす製品が続々登場!

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が足りない――。それならば、SIerの手間が最小限で済むような製品の開発も重要だ。ロボットと周辺機器がある程度までパッケージ化してあれば、1から始めるよりもはるかに短い時間でロボットシステムを立ち上げられ、SIerはより多くの案件をこなせるようになる。それでもSIerの手が回らない場合は、導入する企業自身がシステム構築することもできる。人工知能(AI)技術や独自のプログラミング方法により動作プログラムの作成も簡単だ。[特集SIerになろうvol.12]では、SIerの負荷を軽減するパッケージ製品の中から、工作機械メーカーのオークマとFUJIによる2製品を取り上げ、その特徴や使い方を紹介する。

[注目製品PickUp! vol.9]設置面積は座布団以下!? 500mm四方に収まるコンパクトなロボット【後編】/スギノマシン「スイングアーム式コラムロボット」

連載「注目製品PickUp!」の9回目は、スギノマシン(富山県魚津市、杉野太加良社長)が独自開発した産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」を取り上げる。コラムロボットの最大の特徴は、非常に狭いスペースに設置できること。設置面積は何と、一般家庭などで広く使われる座布団のサイズよりも小さい。コンパクトな一方で剛性(変形のしにくさ)が高いのも売りだ。後編では、その強みを生かしたコラムロボットの有効な使い方などを紹介する。

[注目製品PickUp! vol.9]設置面積は座布団以下!? 500mm四方に収まるコンパクトなロボット【前編】/スギノマシン「スイングアーム式コラムロボット」

連載「注目製品PickUp!」の9回目は、スギノマシン(富山県魚津市、杉野太加良社長)が独自開発した産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」を取り上げる。コラムロボットの最大の特徴は狭いスペースでも稼働できること。設置面積は何と、一般家庭などで広く使われる座布団よりも小さい。わずか500mm四方のスペースに収まり、加工物の搬送や脱着に加え、加工そのものもできる。また、コンパクトなロボットの中では剛性(変形のしにくさ)が高く、最大可搬質量が15kgと大きいのも注目ポイントだ。

[注目製品PickUp! vol.8]速くて、コンパクトで、おしゃれなロボット【後編】/不二越「MZシリーズ」

当連載の8回目となる今回は、不二越の小型垂直多関節ロボット「MZシリーズ」を取り上げる。自動車産業向けの大型ロボットが得意な同社にとり、小型ロボットの開発は“初めての取り組み”の連続だった。高速でコンパクト、そしてデザインも売りのMZシリーズは、果たしてどのように作られたのか。

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