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KUKA、ダッソー・システムズとパートナーシップを締結

ドイツのロボットメーカーKUKA(クカ)とフランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズは2月24日、テキサス州ヒューストンでダッソーシステムズが開催したイベント「3Dエクスペリエンスワールド2025」でパートナーシップを締結したと発表した。KUKAのデジタルエコシステム「mosaixx」にダッソー・システムズがプラットフォームや関連アプリケーションを提供する。

[SIerを訪ねてvol.53] “ちょっとした”自動化や省人化をモットーに/こうら

1959年の創業以来、機械工具の専門商社として事業を発展してきたこうら(名古屋市熱田区、小浦正喜社長)はロボットハンドの設計、製作に成功したのを機に、2020年に金属プレス加工分野のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に本格参入した。同社は「“ちょっとした”自動化や省人化」をモットーに掲げ、生産ライン全体ではなくまずは特定の工程から自動化を進めることで、顧客の省人化や生産性向上に貢献する。

[進化する物流vol.21]ロボット自動倉庫「Skypodシステム」の新世代モデルを開発/Exotec Nihon

Exotec Nihon(エグゾテックニホン、東京都港区、立脇竜社長)は2月7日、ロボット自動倉庫「Skypod(スカイポッド)システム」の新世代モデルを開発したと発表した。保管棚の最下段を搬送ロボットの走行スペースにするなどして入出庫の処理能力を5割、保管能力を3割高めた。「従来の保管・ピッキングだけでなく、その後の梱包や順立て、仕分けなどにも対応する。国内でもスカイポッドシステムの導入件数は増えてきたが、新世代システムにより販売に拍車を掛けたい」と立脇社長は語る。

未自動化領域を開拓、MOTOMAN NEXTが示すロボットの新たな可能性/安川電機 岡久学 上席執行役員ロボット事業部長

安川電機が自律ロボットとして開発した「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)」――。それは一体どんなものなのか、「一言で表すのは難しい」と上席執行役員の岡久学ロボット事業部長は言う。細かい動作プログラミングが不要な教示(ティーチング)レスのロボットで、布のような不定形物も扱える。「そうした説明は正しいが、それはモートマンネクストの一面でしかない」と話す。岡久事業部長に同製品の本質を聞いた。

専門部署を発足、自動化システムの内製化を推進/鍋屋バイテック

機械要素部品メーカーの鍋屋バイテック(NBK、岐阜県関市、岡本友二郎社長)は、生産現場の自動化に取り組む専門部署「SI部」を昨年発足し、ロボットを活用した自動化システムの内製化を推進する。SI部は社内向けにシステムを構築するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、自動化システムの設計や製作をワンストップで担う。

[ロボットが活躍する現場vol.44]協働ロボットがブランディングに!「小人の靴屋プロジェクト」で自動化推進/有川製作所

プレス部品の加工や金型の製作などを担う有川製作所(金沢市、有川富貴社長)は、2020年ごろから協働ロボットを活用した自動化を推進する。「単純作業を徹底的に自動化することで魅力的な会社を作りたい」との思いで「小人の靴屋プロジェクト」を立ち上げ、これまでに7台の協働ロボットを導入してきた。協働ロボットを使った自動化の取り組みは会社のブランディングにもつながり、新規採用の増加や新規事業の創出なども実現したという。

新事務所で日本進出を加速、25年は売上4倍を目標に/Eureka Robotics

ロボットコントローラーやビジョンセンサーを開発する、シンガポールのEureka Robotics(エウレカロボティックス、日本法人=東京都江東区、ファム・クアン・クオン社長)はこのほど、日本法人の事務所を東京都江東区に移転した。1月21日には新事務所で事業方針説明会を開き、Eureka Roboticsの創業者でもあるファム社長が「今年の全世界での売上高は、昨年の4倍を目指す。そのためには日本市場の開拓が重要になる」と力強く語った。

実証事業の成果発表で、オフィス警備と清掃の自動化デモ披露/Octa Robotics

Octa Robotics(オクタロボティクス、東京都文京区、鍋嶌厚太社長)は1月21日、都内で経済産業省の「令和6年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」の成果発表会を開いた。会場では、施設のセキュリティーを維持しながら清掃ロボットを稼働させる方法のデモも披露した。実証試験の結果を、ロボットの運用しやすい環境整備や規格の制定につなげる。

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