2026.04.15
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西欧のロボット密度が過去最高、日本は世界4位/国際ロボット連盟

 国際ロボット連盟(IFR、会長・伊藤孝幸ファナック技監)は4月8日、ロボット密度に関する最新データを発表した。
 2024年の西欧のロボット密度は製造業従業員1万人当たり267台となり、北米の204台、アジアの131台を上回った。世界各国で生産性向上に向けた自動化が重視される中、西欧が地域別で過去最高を更新した。

 ロボット密度とは、製造業の就業者数に対する産業用ロボットの稼働台数を示す指標のこと。IFRの伊藤会長は「ロボット密度の指標は、その国で使用されているロボットの総数と、労働人口で測定されるその国の経済規模を関連付けることによって、比較のための統一基準を提供する」と言う。

 地域別では、西欧が前年比3%増、北米が同4%増、アジアが同11%増だった。EU27カ国の平均は231台で、世界平均の132台を上回った。北米では米国が307台で世界8位、カナダが241台、メキシコが62台だった。

 国・地域別では、韓国が1220台で首位だった。2位はシンガポールの818台、3位はドイツの449台、4位は日本の446台。5位以降はスウェーデン、デンマーク、スロベニア、米国、台湾、スイスが続いた。

 中国は国家統計局の最新の労働市場データに基づき、アジア6位、世界22位で、ロボット密度は166台だった。前年比では17%増となった。一方、産業用ロボットの稼働台数は約200万台と世界最大で、日本の約4.5倍。2024年の新規設置台数も29万5000台で、世界全体の54%を占めた。

曽根勇也:ロボットダイジェスト編集デスク

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