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AGVシステムの納入実績を発表、 SLAM式の比率が増加/日本産業車両協会

日本産業車両協会(会長・御子神隆三菱ロジスネクスト会長)は9月12日、2022年1~12月分の無人搬送車(AGV)システムの納入実績を発表した。
 国内向け・輸出向けを合わせた22年のAGVシステム納入件数は対前年比104.7%の821システムで3年ぶりに増加した。一方、納入台数は同93.4%の2441台で3年連続の減少となった。全体的に海外向けが減少したが、国内向けは納入台数がほぼ横ばい、システム納入件数では増加した。

生産額8.8%減で11四半期ぶりに前年同期を下回る/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(JARA、会長・山口賢治ファナック社長兼最高経営責任者)は7月27日、2023年4-6月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。受注額は前年同期比18.7%減の1967億円と、3四半期連続で前年同期比減となった。生産額は同8.8%減の2023億円と、11四半期ぶりの前年同期比減に転じた。出荷額は同7.1%減の2042億円で、総出荷台数は同15.5%減の5万3504台。出荷額は11四半期ぶりに減少し、総出荷台数は2四半期連続で前年同期比減となった。国内向けはこれまで好調だった半導体用に急ブレーキがかかった他、溶接用の勢いが自動車製造業向けを中心に弱い一方、電気機械製造業向けを中心とした実装用が好調に推移した。輸出額は同10.0%減の1619億円で、輸出台数は同17.8%減の4万4556台。ハンドリングや溶接用で増加したものの、半導体向けが大きく減少した他、アジア向け実装用で引き続き減少が見られた。

受注額は過去最高、生産額も初の1兆円超え/日本ロボット工業会 2022年統計

日本ロボット工業会(JARA、会長・山口賢治ファナック社長兼最高経営責任者)は5月31日、2022年の年間統計を発表した。22年1月~12月の産業用ロボットの受注額、生産額、出荷実績(いずれも会員・非会員合計)をまとめた。22年の受注額は前年比3.1%増の1兆1118億円、生産額は同8.7%増の1兆210億円、総出荷額は同9.2%増の1兆509億円。

1-3月の産ロボ受注額は18.9%減少、生産額は0.3%増加/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(JARA)は4月27日、2023年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。受注額は前年同期比18.9%減の2082億円と数字を大きく減らし、2四半期連続で前年同期比減となった。生産額は同0.3%増の2168億円と10四半期連続で前年同期比増となったものの、横ばいだった。

四半期での生産額と出荷額、出荷台数が過去最高を更新/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(JARA、会長・山口賢治ファナック社長兼最高経営責任者)は10月27日、2022年7-9月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。受注額は前年同期比10.7%増の2361億円と2四半期ぶりに増加した。生産額は同9.2%増の2231億円と8四半期連続で増加し、四半期では過去最高だった前期をさらに上回った。出荷額は同12.2%増の2260億円で総出荷台数は同13.8%増の64084台と、いずれも8四半期連続で増加し、金額、台数ともに四半期で過去最高を記録した。国内向けは前期と同じく自動車製造業を中心に勢いに欠けるものの、半導体向けや実装向けの好調さは継続した。輸出は金額が同15.1%増の1779億円、台数が同15.9%増の5万2873台と、金額と台数と前年同期から大きく伸びた。中国単体では前期から引き続き減少したが、アジア全体では同7.6%増の1131億円と増加し、北米向けや欧州向けも好調だった。

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