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2023.05.01

工業高校にロボットシステムを3セット寄贈/ヤマハ発動機

 ヤマハ発動機は4月26日、静岡県立浜松城北工業高等学校に産業用ロボットシステムを3セット寄贈した。文部科学省が実施する「マイスター・ハイスクール事業(次世代地域産業人材育成刷新事業)」の一環として贈った。
 マイスター・ハイスクール事業では第4次産業革命の進展や地域の持続的な成長をリードするため、産業界と専門高校、地方公共団体が連携して最先端の職業人材育成システムを構築する。「ロボットを作れる・ロボットを使える・ロボットを使って課題解決できる人材の育成」をビジョンにする。ロボットを使える人材を育成するため、生徒がロボットを使ったアプリケーションの設計や製作をする授業を設けている。
 ヤマハ発動機が寄贈したのはスカラ型ロボット「YK350XG」を2セットと直交型ロボット「SXYx」を1セット。同社が顧客向けのデモンストレーションやトレーニングで使っていた製品だ。ロボットとコントローラーをセットにしたシステムのため、すぐに授業で活用できる。

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