生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2019.09.11

可搬質量を高めサイクルタイムを短縮/ヤマハ発動機

 ヤマハ発動機は9月6日、小型の水平多関節(スカラ)ロボット「YK400XR」の後継機「YK400XE」を開発したと発表した。
 アームの剛性やコントローラーの性能を向上。最大可搬質量を従来比1.4倍の4kgに高め、標準サイクルタイムを10%短縮した。ボルトなどの位置を従来機とそろえたため、置き換えも容易。軌跡精度も向上しており、精密組み立てやシール剤を塗布するシーリング動作に適する。
 中国の上海で9月17日から開かれる展示会「中国国際工業博覧会」で初披露し、日本国内でも同日に販売を開始する。

TOP