2026.01.26
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[iREX2025レポートvol.9]周辺機器の使用イメージや使い心地を分かりやすく提案

1つのシステムでさまざまな自動化/北川鉄工所

自動ジョー交換システム「BR-AJC」を核としたデモを展示した

 北川鉄工所は自動ジョー交換システム「BR-AJC」を展示し、旋盤用チャックのジョー(爪)をロボットで自動交換するデモを披露。デモではジョーの自動交換だけでなくハンドの付け替えやジョーの洗浄といったさまざまな作業を自動化できる点もアピールした。

 また、BR-AJCの他に「測長判定システム」も展示した。つかんだワークのサイズを測定できるグリッパー「測長グリッパ」や制御ユニットなどを組み合わせたもので、会場ではサイズが異なる複数のサンプルワークのサイズを測り、良品と不良品をサイズから判断するデモを披露した。「導入費用を抑えており、これまで自動化を実施してこなかった企業でも、最初の一歩として導入しやすい」と担当者は話す。

触って使い勝手を実感/コスメック

コスメックはパレットクランプを使ったロボット台車と機械のドッキングを提案した

 コスメック(神戸市西区、木村公治社長)は工作機械のパレット向けクランプ(固定機器)「パレットクランプ」を目玉製品の一つとして展示。活用法の一つとして、パレットクランプを取り付けたロボット台車と機械との接続を提案した。
 繰り返し位置決め精度は3μmと、頻繁に脱着しても高い精度を保てる。会場ではパレットクランプを取り付けた架台と機械をイメージした台の脱着を来場者が体験できることもあり、興味を示す来場者が多く見られた。

 また、設備の設置スペースが限られた企業に向けた提案に力を入れた。1台のロボットに複数の役割を持たせる提案として、ロボット・ハンド・チェンジャー「STR」を出品。「複数のロボットを用意するとなると導入費用が膨らみ、設置スペースも多く必要となる。ロボット・ハンド・チェンジャーを使えば1台のロボットで多くの作業を任せられるようになる」と広報グループの佐藤直人室長は話す。

架台の新製品をお披露目/SUS

SUSは「ZFロボットスタンド」を今回展でお披露目した

 アルミフレームメーカーのSUS(静岡市駿河区、石田琢志社長)は、垂直多関節ロボットやスカラロボット向けの標準架台「ZFロボットスタンド」を初披露した。

 同製品は独自開発した押し出し成形のスタンド型アルミフレームを採用するなどして、鉄製架台と同等の剛性を実現する。ユニット開発グループプロファイル開発チームの井丸聡グループマネージャーは「ロボットの激しい振動にも十分耐えられる」と話す。

 ブースでは、垂直多関節ロボットを搭載した同製品に振動センサーを取り付け、計測データをモニターに表示。実際の揺れ具合を来場者に示した。

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