充てん率の低い袋も安定搬送、新型真空パッド発売/シュマルツ
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は6月1日、ベローズ真空パッド「PSPF」を発売したと発表した。
ベローズ(ジャバラ)部分と先端のシールリップ部分とで異なる硬さのシリコーンゴムを使用。シールリップ部分には特に軟らかい材質を使用し、変形やしわのある表面にも柔軟に追従するため、充てん率の低い袋もしっかり吸着できる。3.5段のベローズ部分は搬送対象物の表面の高低差に対応し、吸着時は折りたたまれるため搬送時の横揺れを軽減できる。
液体や粉末が入った袋状の製品やフィルム包装された食品など、変形しやすく重心が不安定な対象物に適する。
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