[特集2025国際ロボット展vol.4]狭所での自動化を推進/ダイヘン
AMRと協ロボを組み合わせる
今回展ではアイトラン500の上にFD-VC8とロボットコントローラーを搭載した自動化ユニットを参考出品する。「AMRと協働ロボットを両方とも作っているのならそれを組み合わせたユニットを出してもいいのではないかとの声が顧客からあった」と中川事業部長は話す。
来年度内の発売を予定しており、今回展では顧客からの反応を確かめて、ブラッシュアップする。
ブース内に限られたスペースの製造現場を模したエリアを設ける。アイトラン500とFD-VC8を組み合わせたユニットがエリア内を自走して、組み立て、検査、出荷の各工程間でのワークの受け渡しを自動化するデモンストレーションを披露する。
「対象をはっきりと示したデモを用意することで、自動化システムを導入する際のイメージがより湧きやすくなる」と中川事業部長は語る。
他にも、同ユニットにトーチ型のエンドエフェクター(ロボットアーム先端に取り付ける機器)を取り付け、橋梁(きょうりょう)の部材を自動で溶接する動作を見せるデモも展示する。
これまで同様の場面では、協働ロボットを載せた台車を溶接箇所まで人が動かす提案をしてきたが、そこから一歩進み、ロボットが人の手を借りずとも溶接箇所まで自走できるようになった。
今回展では溶接だけでなく、搬送や組み立てなど幅広いソリューションを提案し、総合ロボットメーカーであることを強くアピールする。「総合ロボットメーカーとしての認知を高めて、30年にはわが社のロボット事業を現在の倍にしたい」と中川事業部長は力を込める。
(ロボットダイジェスト編集部 斉藤拓哉)
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