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「吸着ハンドは難しい」。だからこそ、部品メーカーの次の一手/日本ピスコ

空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。

サービスが競争力の源泉に/スギノマシン

スギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は自動化装置の導入をサポートする「自動化コンサルティングサービス」を中小企業向けに提供する。「今やサービスは生産設備の機能の一つといえるほどに必要不可欠な存在。またサービスの差別化は競争力の源泉にもなり得る」と杉野岳副社長は語る。工程の自動化だけでなく、生産管理システムも提供し、工場全体の効率化もサポートする。

[ロボットが活躍する現場vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【後編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。後編では、同社が内製したロボットシステムの具体的な作業内容を中心に紹介する。

[ロボットが活躍する現場 vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【前編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。石川会長は「地元の金融機関からも『無謀だ』と言われた。ただ、社内にロボットを扱えそうな人材や素養があったので、思い切ってリスクを取った。あの時に決断してよかった」と導入当時を振り返る。

差別化の鍵は素材にあり/コンバム 佐藤穣社長 インタビュー

今年3月、コンバムの開発担当役員だった佐藤穣(さとう・ゆたか)氏が社長に就任した。伊勢幸治前社長の逝去に伴う就任だが、「前社長の病気療養中からその業務を代行していたため、社内外ともそれほど混乱なく引き継げた」と佐藤社長は言う。「ロボットの真空ハンドにはまだまだ開発の余地がある」と話し、素材から研究して他社との差別化を図る。

トルク容量の高さと豊富な減速比が特長の「中実タイプ」の減速機を発売/ニッセイ

減速機や小型歯車を製造、販売するニッセイは今年4月、減速機「UXiMO(アクシモ)」ブランドの第三弾「中実タイプ」を発売した。産業用ロボットや各種FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器、無人搬送車(AGV)や自律走行型搬送ロボット(AMR)などが主なターゲットだ。偏心揺動型の差動減速機構によるトルク容量の高さと豊富な減速比が特長で、ロボットなどの小型化に役立つ上、設計の自由度も高められる。

「パズルキューブを最速で解くロボット」のギネス世界記録に認定/三菱電機

三菱電機は高速で高精度なFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器と制御技術を組み合わせたロボット「TOKUFASTbot(トクファストボット)」で「パズルキューブを最速で解くロボット」のギネス世界記録に挑戦し、5月21日に認定された。これまでの認定記録だった0.38秒を上回る0.305秒を達成した。

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