• 連載
2026.10.23
★お気に入り登録

[実践! リスキリング:第2シリーズ]第1回:直談判して受講決定(2年前に)

職業能力の再開発を指す「リスキリング」の重要性が叫ばれる。近年はデジタルトランスフォーメーション(DX)に順応するために、従業員にデジタルスキルの習得を促す例が多い。そんな流行に乗り、「実践! リスキリング」では、担当記者がスキルの習得に挑む。今回から新シリーズとなる。ファナックは工作機械向けの制御装置や小型切削加工機、射出成形機、産業用ロボットなどの自社商品に関連する講習を研修施設「ファナックアカデミ」で開催する。今回はその中でも人気の「協働ロボットCRX 基本・活用コース」を受講した。話は約2年前にさかのぼる。

(西塚将喜:ロボットダイジェスト編集部)

恐れ多くも山口社長に

 あれは2年前の初夏。何かの業界団体の懇親会で、うちの社長の「かばん持ち(※1)」を手ぶらでしていた時のことだった。
※1:上司や目上の人のかばんを持つことで、その人に付き従う理由付けとし、学びや指導の機会を得る役割。この時は事前にクロークにかばんを預けたため、手ぶらだった。

 うちの社長とファナックの山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)が雑談を始めた。小誌の話になり、山口社長兼CEOが当連載の話題を振ってくれた。直談判の好機と踏んだ。

――
山口社長兼CEO:「連載をいつも拝見しています」

西塚:「ぜひタイミングが合えば、御社の『ファナックアカデミ』でも講習を受講させていただきたいと考えております」

山口社長兼CEO:「光栄なお言葉ありがとうございます。ぜひご受講ください」

――といった具合で、直談判に成功した。

 続けて、山口社長兼CEOには協働ロボットCRXシリーズに関連した、当時から人気のコースの受講をお勧めいただいた。

 CRXシリーズ関連のコースは人気が高く、募集を開始すると直ちに定員に達するという。数日にわたるコースであるため、受講するにはある程度まとまった時間も必要だ。

 連載の兼ね合い(※2)とスケジュールの調整に難航し、受講まで約2年もかかってしまいました。
 ご快諾いただいたにもかかわらず、大変お待たせし、心よりおわび申し上げます。
※2:一度の講習でおおよそ当連載6回分の執筆ができる。書ける分だけ書く形で進行しているため、書き始めて終わりが見えてくるまでは一連のシリーズがいつ終わるかが読めず、次の講習も申し込みにくい。

未経験の不安を解消

 ようやく今年7月に受講できそうなめどが立ち、今年に入ってから本格的に調整を始めた。
 当初は初歩的な「協働ロボットCRX基本コース」を受講する予定だったが、先方の計らいで応用的な内容も含む「同 基本・活用コース」の受講が決まった。

 大変ありがたい一方、「産業用ロボットに触れたことも、生産現場での経験もないのに大丈夫か」との不安な気持ちもよぎった。
 相談すると「産業用ロボットの操作を初めて経験する人が半分以上なので、安心してください」との言葉をもらい、決心がついた。

同じ企業の記事

>>ファナックとフィジカルAI実装の戦略的パートナーシップを締結/日立製作所

>>「工作機械+ロボット」が至る所に、欧州製造業向けの最新ソリューション/AMB2026フォトリポート

>>溶接用のAIエージェントを開発/ファナック

>>フィジカルAIがさらに進化、新商品が一堂に【後編】/ファナック 第35回新商品発表展示会

>>フィジカルAIがさらに進化、新商品が一堂に【前編】/ファナック 第35回新商品発表展示会

>>Googleと協業しフィジカルAIロボットシステムの普及を加速/ファナック

>>[直前特集RTJ2026 vol.2] 協働やフィジカルAIに注力/ファナック

>>船体の塗膜除去システムを提案/ファナック

>>本社地区に中央TC竣工、ゼロエネルギー認証も取得/ファナック

>>米国で工場・物流センターに143億円投資、AI自動化需要にも対応/ファナック

>>[特集2025国際ロボット展vol.11]幅広い知見で困り事を解決

>>大型ロボットがメンテナンスフリーに、協働型には3kg可搬も/ファナック

>>新製品が目白押し、鉄を切削加工できるロボットも登場/ファナック

>>ロボットの遠隔操作システムを開発/ファナック

>>[人事]6月に稲葉善治会長が特別顧問に/ファナック

>>既存ラインを変えずに協働ロボットを導入/ファナック 山口賢治 社長兼CEOインタビュー

>>教示操作盤を17年ぶりに刷新、ギガキャスト対応の大型ロボットも開発/ファナック

>>戦略的投資の一環で、米国ミシガン州に新拠点を竣工/ファナック

>>スペインの拠点を拡張、欧州事業を強化/ファナック

>>最新技術が一堂に!富士山麓の本社で自社展開催/ファナック

>>協働型で最大50kgまで対応可能に/ファナック

>>3年ぶりの自社展で多数の新提案/ファナック

>>[国際ロボット展 特別リポートvol.2]新型協働ロボをフルラインアップ/ファナック

>>大小のハンドリングロボットを発売/ファナック

>>ウェブ展で多数の新製品を発表/ファナック

>>ロボット大賞経済産業大臣賞を受賞/ファナック

>>QRコードを使ったスマホ問い合わせサービス開始/ファナック

>>技術情報をウェブで発信、専用サイト「FANUC DXCE」開設/ファナック

>>[特集 国際ロボット展vol.3]AIやIoTを実装、使いやすさ意識の高度な技術/ファナック

>>「高度な技術を使いやすく」、新製品を多数発表/ファナック

>>[新春インタビュー]ロボットは“つながる”ことで飛躍的に進化する【後編】/ファナック稲葉善治会長兼CEO

>>[新春インタビュー]ロボットは“つながる”ことで飛躍的に進化する【前編】/ファナック稲葉善治会長兼CEO

★お気に入り登録

BASIC KNOWLEDGE