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2023.05.16

イベント

協働型で最大50kgまで対応可能に/ファナック

 ファナックは5月15日~17日の3日間、山梨県忍野村の本社で「第32回ファナック新商品発表展示会」を開催している。FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)関連の新商品や新技術などを会場で多数発表する。
 ロボットでは最大50kgまで扱える協働ロボットを発表した。機種は従来から販売する「CR-35iB」で、同機種は本来は35kg可搬だが、ソフトウエアをリニューアルして最大50kgまで対応できるモードを新たに搭載した。50 kg対応のモードでは本来の可動範囲の一番外側だけわずかに動作制限が生じるが、先端の手首姿勢などに制限はない。協働型で50kgの重量に対応するのは世界初という。

CRX-25iAも最大30kgに対応

 また、本来は25kg可搬の「CRX-25iA」にも30kg対応モードを搭載。会場ではカゴ台車へのパレタイジングのデモを披露した。

 ハードウエアに変更はないため、両製品を既に購入済みのユーザーもソフトの更新のみで高可搬モードを使用できる。

 同イベント全体のリポート記事は後日掲載予定。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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