[特集 2023国際ロボット展vol.8]自慢のパッケージ製品を披露/マシンテンディング
ボタン1つで操作できる
測定機へのワークの付け外しを提案する企業もある。測定機器メーカーのミツトヨ(川崎市高津区、沼田恵明社長)は「すべての測りたいにこたえたい」をコンセプトに、産業用ロボットと各種測定機を組み合わせたソリューションを紹介する。 その1つが、3次元測定機「MiSTAR(マイスター)555」と組み合わせて使うロボットシステム「Mi-BOT e-system(マイボットイーシステム)」だ。 ワークの保管棚とファナックの協働ロボットを一体にしたシステムで、保管棚にはワークを載せたパレットごと搭載する。ワークを固定したパレットを棚にセットし、準備完了の合図として設置箇所の下にある棚のボタンを押す。すると協働ロボットが、ボタンの押された箇所からパレットごと持ち上げて、3次元測定機の機上にセットする。
ソフトも一体で
※本特集は「月刊生産財マーケティング」とのコラボレーション企画であり、同誌12月号(11月27日発刊)でもこの記事をお読みいただけます。
vol.1 ロボットはインフラに vol.2 ロボットがより身近に/橋本康彦 運営委員長 vol.3 技術は「使いやすさ」のために/ファナック 稲葉清典 専務 vol.4 今ロボットに何ができるか/安川電機 岡久学 ロボット事業部長 vol.5 ソリューション提案に注力/三菱電機 武原純二 主管技師長 vol.6 協働ロボットでも高速、高精度を/不二越 越野敦 部長 vol.7 トレンドは「ソリューション提案」/ロボットメーカー vol.8 自慢のパッケージ製品を披露/マシンテンディング vol.9 周辺機器は使いやすく、安全に/ロボット周辺機器 vol.10 多彩なソリューションを提案/併催ゾーン vol.11 iREXインフォメーション