物流分野向けにデパレタイズの自動化ソリューションを発売/川崎重工業
大手ロボットメーカーの川崎重工業は物流分野向けに、パレット(荷役台)からケースを荷下ろしする作業をロボットで自動化するデパレタイズソリューションの販売を開始した。
ケースの荷下ろし能力は、1時間に650個以上。ケースの種類や積み付けのパターンを事前に登録しなくても、独自の「3次元AIビジョンシステム」でケースの形状を認識して荷下ろし作業を自動化する。特殊な形状のケースが流通しても人工知能(AI)が追加で学習することで、形状認識が可能となる。
同製品の市場投入に当たり、FAプロダクツ (東京都港区、貴田義和社長)など9社のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)とも協業。SIerがエンドユーザーの現場で周辺機器を含めたシステムアップを実施する。
同社は同製品を通じて荷下ろし作業の省人化を提案し、人手不足が深刻な物流業界の課題解決に貢献する構えだ。
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