台湾企業と合弁会社設立、単軸・直交ロボットの生産を移管/ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は10月14日、台湾の産業機器メーカーの東佑達自動化科技(TOYO AUTOMATION、以下TOYO)との合弁会社TY ROBOTICS(TYロボティクス、浜松市浜名区、三浦隆一社長)を設立したと発表した。出資比率はヤマハ発動機が19%、TOYOが81%。TYロボティクスはヤマハ発動機の都田事業所(浜松市浜名区)内に拠点を構え、産業用ロボットを生産する。
設立は2025年8月5日で、26年1月の生産開始を予定する。ヤマハ発動機では今後数年かけて、単軸ロボットや直交ロボットの生産をTYロボティクスに移管する。
ヤマハ発動機は2019年3月にTOYOに出資し、単軸アクチュエーターなど一部製品でOEM(相手先ブランド製造)供給を受けるなど、良好な関係性を築いてきた。今回合弁会社を設立することで受注から発送までのリードタイムの短縮や製品ラインアップの拡大を図り、ロボティクス事業の競争力強化を目指す。
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