2025.10.09
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医薬品卸の物流センターにロボット自動倉庫「Skypodシステム」を納入/オークラ輸送機

 オークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は10月9日、一般用医薬品や医薬部外品などの卸売事業を展開するアルフレッサヘルスケア(東京都中央区、西田誠社長)の九州物流センターにロボット自動倉庫「Skypod(スカイポッド)システム」を納入したと発表した。

 同物流センターでは約6200の商品を保管し、九州の43カ所のデポ(小型配送拠点)とドラッグストアや薬局、薬店など約850店舗に商品を出荷する。バラ出荷品の6割を占める多品種少ロット品の保管スペースの削減とピッキング効率を高めるためスカイポッドシステムを導入した。入出荷用の搬送ロボットは26台で、保管棚には最大5670コンテナ、約1万2000アイテムを保管できる。

 従来は台車を押しながら棚を巡回するカートピック方式を採用していたが「スカイポッドの導入により従業員の負担は軽減され、労働環境が大きく改善された。また、ピッキング工数の削減で業務の効率化が実現し、九州のお客さまへの正確・迅速かつ安全な商品供給体制を強化できた」とアルフレッサヘルスケアはコメントを発表した。

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