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会場速報

REAL TIME REPORTING

爪だけを交換できるチェンジャー/SMC

空圧機器メーカーのSMC(C-23)は、フィンガーチェンジ機能を持つエアチャック「MHF2-X7076A」と「JMHZ2-X7300」を出展する。特徴はロボットハンドの爪部分だけを交換できることだ。オートハンドチェンジャーと比べ、軽量、コンパクトなため可搬質量を大きく損ねることがない。エアチャックの本体側に配線や配管を集約し、ツール交換時の電気接点不良や配管接続の不備でのエア漏れを避けられる。販売促進部販促支援課の谷塚享史主任は「ハンドそのものを交換できるチェンジャーは多いが、爪のみを交換するチェンジャーは珍しいのでは」と話す。MHF2-X7076Aは薄型タイプで、全長を従来品比82%短縮し、質量は同69%以上削減した。JMHZ2-X7300は小型タイプで、手動でも着脱できる。

プレゼン上手に人だかり/Mujin

 「知能ロボットコントローラ」などを手掛けるベンチャー企業のMujin(ムジン、B-38)は、ファクトリーオートメーション(FA)向けのシステム2種類を展示する。

 1つは、「PickWorker(ピックワーカー)パッケージ ~3DピッキングMujin標準セル~」だ。容器内に無造作に置かれたワークを取り出す「ばら積みピッキング」を簡単に実現する。
 もう1つはビジョンシステムと産業用ロボット、無人搬送車(AGV)を組み合わせた「複数品種ディスクローター ハンドカメラ バラ積み整列ロボット」だ。こちらには新製品の1000kg可搬のAGVを使い、工場内物流を意識した展示をする。

 また、正面のモニターではプレゼンテーションを実施。自動車部品工場で、加工機械への加工物の供給だけでなく、工場内搬送を完全自動化した事例などを紹介する。魅力的なプレゼンのたびに、多くの人だかりができている。

スカラロボットが目玉/ヤマハ発動機

ヤマハ発動機(D-46)は、主力製品のスカラロボットを中心に据えた展示を披露する。その中でも一番の目玉展示はスカラロボットとリニアコンベアモジュール「LCMR200」を組み合わせたデモだ。LCMR200は最高速度が毎秒2500mmと従来のコンベヤーよりも速く、前後両方向に動けるのが強みだ。ロボティクス事業部営業統括部FA営業部の高橋彬さんは「スカラロボットと組み合わせることでワーク(加工対象物)を高速でピッキング、搬送できる」と話す。

機械と接続してローディング/FNS

機械メーカーのFNS(神戸市兵庫区、見島史郎社長、B-01)は、工作機械などの機械と連結してローディングできる可搬式台車ロボットシステム「RD510」を出展する。既存の機械に連結プレートを設置するだけで、マシニングセンタをはじめとした各種機械に接続できる。2点のエアチャックで台車と機械を接続し、位置精度は±3㎛と高精度。担当の見島大介さんは「本体部の幅が500mmなことに加え、協働ロボットを使っているため柵を用意する必要がなく省スペース」と話す。

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