
電子部品を優しく速く搬送/THK
THKは9月、電子部品を搬送して組み立てるピック&プレースロボット「PPR」の受注を開始した。微細な電子部品を吸着して持ち上げ、搬送して組み立てる。各種センサーや制御ユニットがオール・イン・ワンになった、電子部品組み立ての専用ロボットだ。電子部品に掛かる微小な力を測定するセンサーを搭載。部品へのダメージを抑えながら、高速搬送ができる。
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THKは9月、電子部品を搬送して組み立てるピック&プレースロボット「PPR」の受注を開始した。微細な電子部品を吸着して持ち上げ、搬送して組み立てる。各種センサーや制御ユニットがオール・イン・ワンになった、電子部品組み立ての専用ロボットだ。電子部品に掛かる微小な力を測定するセンサーを搭載。部品へのダメージを抑えながら、高速搬送ができる。
シンフォニアテクノロジーは9月16日~18日の3日間、ウェブ上でバーチャル展示会を開催する。最新の製品や技術を紹介し、チャット機能を使って説明員が閲覧者の質問に即時回答する。ウェブセミナー形式による製品プレゼンテーションも複数開催する。
ロボットシステムなどを囲む安全柵「エックス・ガード」を国内で販売する輸入商社のキャプテン・インダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は9月7日、エックス・ガードのドア用ロックシステム「エックス・イット」を発売した。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は9月から、真空ソフトグリッパー「piソフトグリップ」の小型バージョンの販売を開始した。
大手鋳造装置メーカーの新東工業は、新しい事業の柱として昨年2月に産業用ロボット向けひずみゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」の製造販売を開始した。従来の製品に比べて小さな力の変化も検知できるため、人の繊細な力加減が求められる作業をロボットに置き換えられる。ジクサーは幅広い産業に使える可能性があるが、現状は幅広くPRするのではなく、産業用ロボット向けの提案に力を入れる。「まずは産ロボ向けにジクサーを定着させ、そこから活躍の範囲を広げていきたい」と田名網克周グループマネージャーは言う。
NTNは9月2日、角度検出センサーシステムを構築するための「複列磁気リング」に小型サイズの「32/31極対シリーズ」を追加した。複列磁気リングは、産業用ロボットの関節などに組み込んで、角度を検出するために使う。高い精度は維持したまま、従来の「64/63極対シリーズ」に比べ外径を2分の1に小型化。軽量化も実現した。
大手鋳造装置メーカーの新東工業は、産業用ロボットなどに取り付けるひずみゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」を開発。今年4月から量産を開始した。従来の製品に比べて計測の精度が高く、より小さい力の変化を検知できる。繊細な力加減を必要とする精密組み立てや、対象物に倣った動作が必要な研磨、バリ取りなどの作業をロボットに任せられる。「力覚センサーにより力加減を覚えさせれば、ロボットで熟練者の作業を再現できる」と新規事業PJ推進力覚センサ事業グループの田名網克周グループマネージャーは強調する。
近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)は①自動車部品②FAシステム③ハンド&チャック ロボット周辺機器④スマートファクトリーLabo(ラボ)――の4本柱で事業を展開する。①の自動車部品が源流で、②~④の事業部は自社の自動車部品工場のニーズと、顧客のニーズから派生して設立された。社内で蓄積した技術を生かし、顧客ニーズを形にし続け、業容の拡大につなげた。
「世界のFAトータルサプライヤー」を目指すCKDは、電動アクチュエーター(ロッドの伸縮やテーブルのスライドをする装置)を中心とした直動製品や、ロボットハンドなどのロボット関連の製品群を拡充している。後編では、20年5月に発売した画像処理用のソフトウエア「Facilea(ファシリア)」を紹介する。誰でも簡単に、最短20分で画像処理システムを構築できるのが特徴だ。
ABBは8月27日、自動車車体の組み立て作業をするロボットシステム「Dynamic Assembly Pack(ダイナミック・アッセンブリー・パック)」の刷新を発表した。