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ロボットやAIを活用する新事業部を設立/スギノマシン

産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は12月1日、「RI事業部」を設立した。RI事業部長には大西武夫執行役員が就任する。ロボットや人工知能(AI)の活用で、付加価値の高い商品やサービスの開発、拡充の強化を狙う。まずは同社の「スイングアーム式コラムロボット」や金属切削装置などに予兆機能や最適化動作を搭載し、付加価値の向上を図る。

「Robonityシリーズ」にロッドタイプを追加/ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は12月2日、単軸アクチュエーター「Robonity(ロボニティ)シリーズ」に、新たにロッドタイプのモーターレス単軸アクチュエーター「LBAR」と単軸ロボット「ABAR」を追加した。また、既存のスライダータイプに、薄型モデルのモーターレス単軸アクチュエーター「LBAS12」と単軸ロボット「ABAS12」を追加した。同日から順次発売する。

共同設立の新会社が営業開始/川崎重工業、ソニー、リモートロボティクス

川崎重工業とソニーグループは12月1日、共同設立の新会社リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)が同日に営業を開始したと発表した。同社はロボット用の遠隔操作プラットフォーム事業を展開する。2022年中の本格的なサービス提供開始を目指す。2021年度には川崎重工グループのアーステクニカ(東京都千代田区、西昌彦社長)での研削、研磨作業や、川崎重工播磨工場(兵庫県播磨町)のリサイクル用瓶の選別実証システムで、ロボット用の遠隔操作プラットフォームを活用した実証実験を開始する予定だ。

[特別企画 新ロボット展 in 愛知 vol.3]ロボの目と選べるスキルで誰でも簡単に/東京エレクトロンデバイス

来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」に、いち早く出展を決めた一社が東京エレクトロンデバイスだ。電子や半導体を扱う技術商社のイメージの強い同社だが、RTJ2022では産業用ロボットとビジョンシステムを組み合わせたパッケージシステムを訴求する。その具体的な内容とは。

子会社設立、自律移動ロボット事業を強化/プリファードネットワークス

人工知能(AI)の一種であるディープラーニング(深層学習)技術に強みを持つベンチャー企業のPreferred Networks(PFN、プリファードネットワークス、東京都千代田区、西川徹最高経営責任者<CEO>)は11月26日、自律移動ロボットを研究、開発、製造、販売するPreferred Robotics(PFR、プリファードロボティクス、東京都千代田区、磯部達CEO)の設立を発表した。会社分割により設立し、設立日は11月1日。

自動搬送ロボットのパートナーネットワークへ新たに9社が参画/ZMP

自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は11月30日、「CarriRo Connecting Partners(キャリロ・コネクティング・パートナーズ)」に新規パートナー企業が参画したと発表した。今回参画したのは椿本チエインやブイ・アール・テクノセンター(岐阜県各務原市、藤本朗社長)など9社。参画企業総数は25社に拡大した。

超音波で安全エリアを確認/ペッパール・アンド・フックス

ドイツの産業用センサーメーカーのペッパール・アンド・フックスは、センサーユニット「USi-safety(セーフティー)システム」を11月に発売すると発表した。センサーの検出エリアが、従来品のような放射状ではなく広く浅い特殊な楕円(だえん)形状を持つ。床上や壁際でも使用でき、3次元空間での監視に適している。コントローラーとセンサーユニットを分離することでコンパクトになり、設置スペースが限られた場所にも設置できる。ドイツでの高温、高圧水に対する保護等級規格IP69Kに認定される頑丈な設計で、多湿な環境や粉じんの多い環境に強い。

形状問わずつかめるロボットハンドの受注開始/THK

THKは11月24日、ロボットハンド「ならいハンドシリーズTNH」の受注を開始した。つかむ対象物(ワーク)の凹凸に合わせて、12本のシャフトを倣わせてロックする「ならい機構」を採用した。ワークごとにハンドを都度交換する必要がなく、ならいハンド一つで複雑な形状に対応できる。専用ハンドをそろえる必要がないため初期費用を削減でき、ロボット導入のハードルを押し下げる。

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