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AIを活用しロボでトマトのへたを除去/カゴメ

大手食品メーカーのカゴメは11月から茨城工場で、トマトのきょう雑物除去システムの本格的な稼働を開始した。きょう雑物とはトマトの皮、へた、変色部などの異物のこと。同システムのロボット部分は安川電機の「MPP3F」を、きょう雑物判定には安川電機グループのYE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル)が開発した人工知能(AI)画像判定技術を採用。ディープラーニング(深層学習)の手法できょう雑物を高精度に判別する。

専門展で見た! ロボットや物流関連の最新提案【後編】

10月27日~29日の3日間にわたり、ロボットや物流機器関連の専門展が名古屋市内で開催された。自動化技術を求める来場者に向け、数多くの企業が最新のロボット関連製品などをPRした。後編ではロボットシステムのインテグレーター(SIer、エスアイアー)や周辺機器メーカー、物流機器メーカーの展示物を取り上げる。

経産省内のコンビニでロボットが商品補充/Telexistence、ファミリーマート

ロボットベンチャー企業のTelexistence(テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者)とファミリーマートは11月2日、都内の経済産業省内のコンビニエンスストア「ファミリーマート経済産業省店」にロボットを導入したと発表した。ロボット「TX SCARA(スカラ)」が、低温環境でスタッフへの身体的負荷が大きいバックヤードでの飲料補充業務を担う。

専門展で見た! ロボットや物流関連の最新提案【前編】

新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にある中部地区では今年10月、さまざまな産業見本市が相次いで開催された。10月20日~23日には工作機械展「メカトロテックジャパン(MECT)2021」が、10月27日~29日にはロボットや物流機器関連の専門展などがそれぞれ名古屋市内で開かれた。ロボットや物流の専門展では、自動化技術を求める来場者に向けて数多くの企業が最新のロボット関連製品などを提案した。

フライドポテトをロボットが調理/コネクテッドロボティクス

調理ロボットベンチャー企業のコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は、フライドポテトを調理するロボットを開発した。11月5日に開店するベックスバーガー(東京都渋谷区、花光雅丸社長)の「ベックスバーガーラボ店」(福島県南相馬市)で、実証実験を開始する。実際の店舗で、人と同等の生産量を実現できることや、店舗で働く人のオペレーションと共存できることを確認していく。

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