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安川電機

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[特集 ロボットテクノロジージャパンvol.3②]多様なニーズに向き合う/安川電機 小川昌寛 取締役専務執行役員 ロボット事業部長

ロボットメーカー世界最大手の一角を成す安川電機(D-47)。最大規模で出展する同社のブースは、RTJ2022の見どころの一つだ。ロボット事業を担う小川昌寛専務執行役員は、「変種変量に対応する最新提案を披露する。自動車産業を中心にサプライチェーンが集積する中部地方は、国内製造業における自動化の旗振り役を担うべき地域」と力を込める。

ロボは食品の運搬にとどまらず/FOOMA JAPAN 2022

食品機械の専門展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2022」が6月7日に開幕した。10日までの4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている。食品業界では人手不足などの問題で、産業用ロボットの普及が急速に進む。従来は、食品を加工する専用機への材料投入や工程間を運ぶなどの用途が多かった。しかし、今回展では、単に運搬を担うだけではないロボットが次々に登場した。

安川電機の売上高が過去最高。今年度も増収増益予想

安川電機は4月8日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2022年2月期の決算を発表した。売上高は過去最高の4790億円を記録した。同社は国際財務報告基準(IFRS)を採用しており、21年度の売上高に当たる売上収益は前年同期比22.9%増の4790億8200万円を記録。19年2月期の4746億円を上回り、過去最高となった。また、営業利益は同94.5%増の528億6000万円で増収増益だった。

[国際ロボット展 特別リポートvol.20]自律して動くロボットが主役/安川電機

会期の直前から会期中・会期後まで合計30本の記事を掲載してきた「特集 国際ロボット展」。最後を飾るのは、会場内最大級のブースでさまざまな製品デモを披露した安川電機だ。ロボットを動かすにはティーチング(教示)が必要――。その常識を打破するかのように、会場ではティーチングが不要な次世代ロボットなどを展示した。自律的に動くロボットで、変種変量生産の自動化を提案する。

五感に頼る作業をAIに/エイアイキューブ 久保田由美恵 社長 インタビュー

安川電機の完全子会社のエイアイキューブ(東京都中央区)は、製造現場での人工知能(AI)技術の活用を提案する。久保田由美恵社長が目指すのは「ものづくりの現場で当たり前にAI技術が活用されている状態」の実現だ。「見る、聞く、触るといった人間の五感に頼るアナログな作業こそAIを適用すべき」という久保田社長に、AI技術の現状と課題、今後の見通しを聞いた。

自動化設備の導入にかかる時間と費用をカット/YE DIGITAL

 安川電機グループのYE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル)は11月25日、倉庫実行システム(WES)「MMLogiStation(ロジステーション)」を提供開始した。WESとは、従来の倉庫管理システムと自動化設備の制御を行う倉庫制御システム(WCS)の中間に位置するシステムで、物流現場の自動化設備の連携や作業管理に特化する。

開発拠点は一カ所に 現物を見て、触って、議論する/安川電機 小笠原浩社長

「時代に逆行しているって言われそうですけどね」と笑うが、その目は自信にあふれている――。自ら音頭を取りデジタルトランスフォーメーション(DX)をグループ内に浸透させた安川電機の小笠原浩社長の次なる一手は、各地に分散している開発機能を一カ所に集約することだった。「現物を見て、触って、議論する。それ無しに物は作れない」と断言する。

[特集MECT2021 vol.2]最新のロボット展示が目白押し

「メカトロテックジャパン(MECT)2021」は工作機械がメインの展示会だが、ロボット関連の出展も多い。主催者による特設展示ゾーンでは川崎重工業や安川電機、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)などが最先端のロボットシステムを展示。ファナックなどのロボットメーカーや、ロボットの周辺機器を製造するメーカー、ロボット関連の製品を扱う商社も多数出展する。

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