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[ロボットが活躍する現場vol.19]自社で立ち上げた、樹脂部品に価値を付加するロボット/hakkai

hakkai(ハッカイ、新潟県南魚沼市、関聡彦社長)は、樹脂部品の一貫生産を得意にする中小企業だ。特に10mm以下の微細で精密な樹脂部品の量産加工に強みを持つ。樹脂成形の生産現場には古くから産業用ロボットを導入してきたが、今年1月には自社開発のロボットシステムを稼働させた。関社長は「自動化は樹脂部品にパーツを付加し、価値も付加する一手」と胸を張る。

[ショールーム探訪vol.5]関西最大規模の総合ショールーム【後編】/HCI「ロボット・AIラボ、ロボットセンター、ロボハウス」

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山剛旭社長)が展開する3つの展示施設。前編では、開発拠点の「HCIロボット・AIラボ」を訪問した。後編では、同じく泉大津駅前にある「HCI ROBOT CENTER(ロボットセンター)」と、今年1月に本社内にオープンした「HCI ROBO HOUSE(ロボハウス)」を紹介する。今年6月中に製造拠点の板原工場の隣に「HCI TEST FACTORY(テストファクトリー)」の開設を控える中、奥山社長が語る実機やデモ機の展示にこだわる理由とは。

[ショールーム探訪vol.5]関西最大規模の総合ショールーム【前編】/HCI「ロボット・AIラボ、ロボットセンター、ロボハウス」

HCI(大阪府泉大津市、奥山剛旭社長)は、幅広い産業や用途のロボットシステムを手掛けるシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。同社は南海本線の泉大津駅前を中心に、それぞれ役割の異なる展示施設を3カ所設けている。SIerが手掛ける展示施設としては関西最大規模だ。記者が最初に訪れたのは「HCI ROBOT・AI LAB(ロボット・AIラボ、以下ラボ)」。開発の最前線であり、同時にそれを見てもらうためのショールーム要素も持つ。企業の開発拠点が駅前の商業施設にあるのは珍しいが、アクセスは抜群にいい。どんな開発をしているのか、楽しみにしながら訪問した。

米国の接着剤塗布用3Dレーザーセンサーのメーカーが日本進出/コヒリクス

米国に本社を構え、接着剤塗布用の3次元(D)レーザーセンサーを製造・販売するコヒリクスがこのほど日本法人「コヒリクス・ジャパン合同会社」を設立し、日本市場に進出した。今年2月に横浜市西区に日本法人を立ち上げ、営業活動を開始した。カントリーマネージャーには垣原等氏が就いた。

自動でも手動でも楽々脱着/常盤電機

ロボットシステムなどの工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器・システムや電源設備などを販売する常盤電機(兵庫県姫路市、常盤充社長)は、昨年11月にデンマークの協働ロボット周辺機器メーカーTriple A Robotics(トリプル・エー・ロボティクス)と国内初の代理店契約を結び、同社の協働ロボット用ツールチェンジャー「WINGMAN(ウイングマン)」を販売開始した。自動と手動の両方でハンドを付け替えられることが大きな特徴だ。同社のFA事業のコンセプト「Simple Robotization(シンプル・ロボタイゼーション、以下SR)」の鍵となり、事業のポテンシャルを引き出す。

[ロボットが活躍する現場vol.18]人の代わりとなり、厳しい目でチェック/大博鋼業

大博鋼業(大阪市西区、山口毅社長)は、自動車や建設機械の部品メーカーに向けて、切断加工した鋼材を販売する商社だ。鋼材を顧客が指定する長さにカットし、検査する工程に産業用ロボットを導入して出荷能力を向上させた。従来は検査の人手が足りず、切断機の稼働率が低いことが課題だった。自動化により人の目では判断できないさびや傷も判断できるようになった。

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