ロボット密度は7年で2倍以上に! 国別ランキングを発表/国際ロボット連盟
国際ロボット連盟(IFR、伊藤孝幸会長)は11月20日、2023年のロボット密度の国別ランキングを発表した。ロボット密度とは、製造業の就業者数に対するロボットの稼働台数を表す指標のこと。
ランキング1位は韓国で、製造業の就業者数1万人当たりのロボット稼働台数は1012台だった。電子産業と自動車産業が同国のロボット需要を支えているという。
2位はシンガポールで1万人当たり770台、3位は中国で470台、4位はドイツで429台、5位は日本で419台だった。6位以降はスウェーデンやデンマークが続き、米国は10位となった。
「ロボット密度は製造業における自動化の進み具合を国別に比較するうえで有益な指標」と伊藤会長は言う。
また世界平均は162台だった。16年は74台であり、7年間で世界のロボット密度は2倍以上となった。
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